古矢永塔子

古矢永塔子

古矢永塔子（こやなが とうこ、1982年 - ）は、日本の小説家。
青森県に生まれ、弘前大学人文学部を卒業後、上京しIT系プログラマーとしてキャリアを積みました。その後、遠距離恋愛を経て結婚し、夫のいる高知県に移り住んでいます。

小説家としての道

2017年より小説投稿サイト「エブリスタ」で執筆活動を開始。2018年には、『恋に生死は問いません。』を改稿・改題した『あの日から君と、クラゲの骨を探している。』で宝島社からデビューを果たしました。

2020年、『七度笑えば、恋の味』で小学館主催の第1回「日本おいしい小説大賞」を受賞。選考委員である山本一力、柏井壽、小山薫堂による最終選考会では、満場一致での受賞となりました。この賞は、彼女の作家としての地位を確立する上で大きな転機となりました。

執筆のきっかけ

古矢永が小説を書き始めたきっかけは、娘との何気ない会話でした。「お母さんの将来の夢は？」という娘の問いに対し、「お母さんはもう大人だから」と答えたところ、「大人は夢を見ちゃいけないの？」と不思議そうに聞き返されたそうです。この出来事をきっかけに、彼女は毎日少しずつ小説を書き始め、夢を追いかけることの素晴らしさを再認識したと語っています。

作品一覧

あの日から君と、クラゲの骨を探している。 (宝島社、2018年2月6日) ISBN 978-4800279767
七度笑えば、恋の味 (小学館、2020年2月14日) ISBN 978-4093865715

外部リンク

古矢永塔子 (@tokokoyanaga) - X（旧Twitter）

関連項目

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