古章子

古章子（ふる あきこ）

古章子（ふる あきこ、1973年7月18日 - ）は、石川県金沢市出身の元トランポリン競技選手です。金沢大学教育学部を卒業後、同大学大学院教育学研究科を修了。現在は、金沢学院大学スポーツ健康学部准教授として教鞭を執る傍ら、日本トランポリン協会選手委員会委員長も務めています。かに座のO型。

競技者としての輝かしいキャリア

古選手がトランポリンを始めたのは3歳の時。幼い頃からその才能を発揮し、小学校3年生で全日本ジュニア選手権個人で初優勝。翌年には世界年齢別大会個人とシンクロ競技で優勝という快挙を成し遂げました。中学2年生で世界選手権に初出場以降、8回にわたり世界選手権に出場。

1989年からはインターハイで3連覇、1990年からは全日本選手権個人で9連覇という偉業を達成しました。全日本選手権9連覇の記録は、2010年に廣田遥選手に更新されましたが、その圧倒的な強さは長く語り継がれています。

2000年、シドニーオリンピックに出場し、6位入賞を果たしました。日本人選手としてオリンピックで上位入賞を果たすという快挙を成し遂げ、日本のトランポリン界に大きな足跡を残しました。

引退後

2004年のアテネオリンピック出場を目指しましたが、代表選考会で敗れ、2大会連続出場はなりませんでした。同年、現役を引退。引退後は、後進の指導にあたりました。結婚後、2007年には第一子となる長女を出産しています。

指導者、教育者として

金沢学院東高等学校常勤講師（トランポリン部顧問）、金沢学院大学教務助手、金沢学院大学文学部非常勤講師を経て、現在は金沢学院大学スポーツ健康学部准教授として、後進の育成に力を注いでいます。また、日本トランポリン協会選手委員会委員長として、競技の発展にも貢献しています。

主な役職

金沢学院大学スポーツ健康学部准教授
日本トランポリン協会選手委員会委員長

外部リンク

古章子 - Olympedia（英語）
古章子 - 国際体操連盟のプロフィール （英語）

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