古舟橋

古舟橋（ふるふねばし）

古舟橋は、長野県上田市を流れる千曲川に架かる全長268.85m、幅員12.8mの道路橋梁です。長野県道65号上田丸子線の一部を構成し、上田市の重要な交通インフラとなっています。この橋は、上田市において木橋として建設され、後に永久橋に架け替えられた最後の橋として知られています。

概要

区間: 長野県上田市中之条（左岸）から同市常磐城（右岸、旧大字地区）を結びます。
開通: 現在の橋は1974年（昭和49年）5月12日に開通しました。

歴史

古舟橋の歴史は、昭和初期に遡ります。

1939年（昭和14年）: 簡易式の木橋として初めて開通しました。
橋名の由来: 江戸時代、現在の橋が架かる区間を結んでいた渡し舟の名前に由来します。
1941年（昭和16年）: 開通からわずか2年後、千曲川の大洪水により流失してしまいました。
1974年（昭和49年）5月12日: 33年の歳月を経て、永久橋として再建されました。この再建により、地域の交通の便が大幅に向上しました。

周辺情報

古舟橋の周辺には、以下の施設があります。

上田市クリーンセンター: 上田市の環境保全に重要な役割を果たしています。
長野県上田千曲高等学校: 地域の人材育成に貢献している高等学校です。

古舟橋は、その歴史と役割を通じて、上田市の発展を支えてきた重要な橋梁です。木橋から永久橋への架け替えという経緯は、地域の歴史と技術の進歩を物語っています。

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