古野拓巳

古野拓巳：卓越したスキルでチームを牽引するポイントガード

古野拓巳（ふるの たくみ、1993年2月20日生まれ）は、福岡県飯塚市出身のプロバスケットボール選手です。身長178cm、体重78kgと、ポイントガードとしては標準的な体格ながら、卓越したスキルとリーダーシップでチームを牽引します。現在はBリーグB2の愛媛オレンジバイキングスに所属し、コートを駆け巡っています。

大学時代から注目された才能

福岡第一高校から日本経済大学に進学した古野選手は、大学在学中の2014年に、アーリーエントリー制度を利用して熊本ヴォルターズに加入し、プロの世界に足を踏み入れました。大学時代からその才能は注目されており、プロ入り後も着実に成長を遂げていきます。

B2リーグでの輝かしい実績

2016-17シーズン、古野選手はB2リーグで目覚ましい活躍を見せます。アシスト王とスティール王の二冠に輝き、レギュラーシーズンのMVPにも選出されるという快挙を達成しました。その高い得点能力とアシスト能力でチームを勝利に導き、B2リーグを代表する選手へと成長しました。翌2017-18シーズンもB2アシスト王のタイトルを獲得し、その実力を証明しました。

B1昇格への貢献と移籍

2018-19シーズンには、チームキャプテンとして熊本ヴォルターズを牽引。レギュラーシーズン全60試合に出場し、1試合平均11.7得点、7.3アシストを記録しました。チームはB2西地区で優勝を果たし、プレーオフに進出しましたが、B1昇格はなりませんでした。シーズン終了後、古野選手はB2の広島ドラゴンフライズに移籍。新たな挑戦を選びました。

広島ドラゴンフライズでは、背番号を30に変更し、チームのB2西地区優勝とB1昇格に大きく貢献。B1の舞台でもその実力を発揮し、チームの中心選手として活躍しました。

熊本への復帰と新たな挑戦

2021-22シーズンには、3シーズンぶりに熊本ヴォルターズに復帰。しかし、怪我により戦線離脱を余儀なくされました。2022年オフには、愛媛オレンジバイキングスへの移籍を決断し、新たなチームで再起を目指します。

プレースタイル

古野選手のプレースタイルは、スピードとアジリティを活かしたドライブ、正確なアウトサイドシュート、そして冷静な判断力にあります。特に、アシスト能力に優れており、チームメイトの能力を最大限に引き出すことができます。また、ディフェンスにおいても、スティールを量産するなど、積極的なプレーが光ります。ポイントガードとして、ゲームコントロール能力も高く、チームを勝利に導くための総合的なスキルを備えています。

古野拓巳選手は、常に向上心を持ち、自身のスキルを磨き続ける努力家です。愛媛オレンジバイキングスでの活躍、そして今後の更なる飛躍が期待されます。

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