可児市立図書館

可児市立図書館の概要

岐阜県可児市に位置する可児市立図書館は、地域住民に向けた公共の図書館です。可児市自体が運営しており、広見地区に本館、そして帷子地区、桜ケ丘地区、下恵土地区にそれぞれの分館を展開しています。移動図書館として『ひまわり号』が運行されていましたが、2023年9月をもって廃止されました。

利用案内

図書館の蔵書数は約26万6,000冊で、その中から開架資料は約16万6,000冊を占めています。個人が貸出を受けるためには貸出カードの取得が必要ですが、それには一定の条件があります。可児市在住の方、または可児市内の学校や仕事に通う方が対象です。さらに、近隣の多治見市や美濃加茂市などからも利用可能です。

貸出カードを作成する際には、保険証や学生証など住所確認ができる書類を持参する必要があります。特に、参考資料室には可児市や岐阜県に関する貴重な資料が保管されています。ただし、ここに所蔵されている資料は貸出できず、閲覧のみが可能です。

休館日

可児市立図書館は、一般的な休館日として月曜日がありますが、祝日の場合は開館し、翌日が休館となります。また年末年始は12月28日から1月4日まで、毎月最終金曜日は館内整理のため休館となります。加えて、特別整理期間など特定の日に休館することがあります。

各館の特徴

本館

本館の延床面積は1,528m²で、約15万8,000冊が所蔵されています。開館時間は、火曜から金曜までが午後7時まで、土曜・日曜は午後5時までです。夏休み期間中は9時30分にオープンします。本館へのアクセスも便利で、新可児駅や可児駅から徒歩で約5分の距離にあります。

帷子分館

帷子分館は可児市東帷子に位置し、約7万6,000冊の蔵書があります。この分館は毎日開館していて、午前9時から午後5時まで利用可能です。公共交通機関を利用する場合は、西可児駅から徒歩15分となります。

桜ケ丘分館

桜ケ丘分館は可児市皐ケ丘にあり、約3万2,000冊の蔵書を有しています。ここも開館時間は午前9時から午後5時ですが、日曜日は運休となっているため注意が必要です。

下恵土地区のカニミライブ図書館

カニミライブ図書館は可児市下恵土に所在し、約2万冊の蔵書があります。この図書館は無印良品の店舗内に併設されており、年中無休で利用可能です。ここでは『ひまわり号』のミニチュアが展示されていて、地域活性化のシンボルとして親しまれています。

周辺環境

可児市立図書館の周囲には、JR可児駅、名鉄新可児駅、NTT可児ビル、可児市総合会館などが立ち並び、地域の交流の場としても機能しています。また、子ども向けの施設や市役所、保健センターも近隣にあり、 family-friendlyな環境が整っています。

このように、可児市立図書館は地域に密着した多様なサービスを提供し、多くの方々に親しまれている重要な拠点です。

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