可愛 和美のプロフィール
可愛和美(読み:かあい かずみ、本名:額田 和代)は、
1950年3月10日生まれの日本の著名な
歌手で、
熊本県で生まれました。彼女の経歴は多岐にわたり、特に音楽業界でのキャリアが印象的です。彼女は熊本女子短期大学を中退し、その後音楽の道に進むことを決意しました。
初期のキャリア
可愛和美は、当初は本名の額田和代の名義で
アニメソングの
歌手として活動を開始しました。
1969年2月に
渡辺プロダクションと契約したことにより、彼女の音楽キャリアは新たなステージへと進みました。同年10月には、
日本コロムビアのDENONレーベルから
歌謡曲歌手として正式にデビューを果たしました。このデビュー作品が、彼女の音楽人生の基盤を築くこととなります。
主な業績
彼女のDENONレーベルからリリースされた
シングルのいくつかは、特に
筒美京平が作曲した曲に注目されます。中でも4枚目の
シングル『シャム猫とのら犬』は
オリコンチャートで99位を記録し、小さなヒットを収めました。また、CMソングの
歌手としても活動し、多くの広告でその歌声を聴くことができました。
テレビ番組への出演
可愛和美は、
1973年から
1975年にかけてフジテレビ系列の子供番組「
ひらけ!ポンキッキ」で初代おねえさんを務めるなど、テレビ界にも進出しました。この番組での彼女の存在は、子供たちに親しまれるものであり、彼女の知名度をさらに高めることに繋がりました。
ジャズ・コーラスグループへの参加
1978年には、かあいかずみ名義で男性4人組のジャズ・コーラスグループ「クレスト・フォー・シンガーズ」に加入します。このグループでは、ディスコメイトレコードより「ラスト・ストーリー」などの
シングルをリリースし、異なる音楽ジャンルでの挑戦を続けました。
その他の作品
可愛和美のディスコグラフィーには、数多くの
シングルやアルバムが含まれています。特に
1971年リリースのアルバム『可愛和美の素敵な世界』には、DENON時代の
シングル曲を集めた全12曲が収録されています。この作品は、CD化も行われ、彼女の音楽が新たな世代へと受け継がれることに繋がっています。
人となり
可愛和美という名前の読み方は、「かわい」ではなく「かあい」であることに注意が必要です。彼女の音楽活動を長年支え続けてきたファンが多く、またその独特な名前の表記には特別な意味があります。ジャケットなどでも彼女の名前は「KAZUMI KAAI」としてアルファベット表記されていることからも、その存在感が伺えます。
可愛和美は、彼女の音楽と共に多くの人々の心に残る存在であり続けています。