合田智子

合田智子：異色の経歴を持つ元女子プロ野球選手

合田智子は、1980年7月26日生まれ、茨城県出身の元女子プロ野球選手です。彼女の野球人生は、小学校3年生で地元の少年野球チーム「仁連エンゼルス」に入団したことから始まりました。男子に混ざりながらも練習に励み、その才能を開花させていきます。

中学校からはソフトボールに転向し、高校卒業後は社会人のトップクラスである岩手東芝エレクトロニクスに入社。ここでも才能を発揮し、チームの中心選手として活躍しました。

岩手東芝を引退後は、スポーツデータバンク・ジュニアバッティングスクールの講師として、小中学生にバッティングの指導を行う傍ら、菅平高原ウイングプロスキースクールのインストラクターとしても活動していました。野球とスキー、一見異質な2つの分野で才能を発揮する異色の経歴の持ち主です。

2009年、合田の人生を大きく変える転機が訪れます。日本女子プロ野球機構による第1回合同トライアウトを受験し、見事合格。同年12月のドラフト会議で、京都アストドリームスへの加入が決定しました。背番号は「1」に決定。プロ野球選手としての新たなキャリアをスタートさせました。

2010年から2011年まで京都アストドリームスでプレーした後、2011年末にチームからの退団が発表されました。しかし、彼女の挑戦はそこで終わりませんでした。

2012年1月からの4ヶ月間、社会人野球の名門である日本生命野球部で野球を学び、その後はアメリカ、オーストラリアへと渡り、海外でのプレーに挑戦。2013年のワールドシリーズ(USA)では、チャンピオンシップまで勝ち進み、シルバーメダルを獲得する快挙を成し遂げました。

2014年2月現在、オーストラリアでプレー。3月初旬にはチャンピオンシップ決勝を控えていました。その美貌も相まって、台湾では「美人野球選手」として人気を集めました。

合田智子は、その野球人生を通して、常に挑戦し続けることの大切さを教えてくれます。少年野球から女子プロ野球、そして海外でのプレー経験。引退後は野球指導者やスキーインストラクターとしても活躍するなど、多岐にわたる分野で才能を発揮しています。彼女の今後の活躍から目が離せません。

年度別打撃成績


年度別投手成績

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