吉本☆ぐいピコ!

『吉本☆ぐいピコ!』について

『吉本☆ぐいピコ!』は、KBS京都テレビ、吉本興業、およびKBS京都プロジェクトの共同製作により制作されたお笑い番組です。この番組は、近畿地方の独立UHF局で放送され、2007年9月5日から2008年3月26日までの約半年間、毎週水曜日の夜10時から54分間にわたって放送されていました。

出演者とスタッフ

番組のナビゲーターとしては、お笑いコンビ「ケツカッチン」の和泉修さんと高山トモヒロさんが交代で登場し、前番組『笑激!!よしもとライブ』と同様に視聴者を楽しませていました。また、番組には多くの才能あるスタッフが関わっており、ナレーションは森美和子さんが担当。また、構成には寺元覚さんと大海家持さん、ディレクターには木谷綾子さんと越智勝也さんが名を連ねています。プロデューサー陣には村田一彦さんや西村康博さんらがいて、制作における多くの専門技術者も参加していました。

主要企画

この番組では、若手4組がコントや漫才を披露するネタが特に人気でした。その中でも注目すべき企画が二つあります。

1. 京都戦隊ピコレンジャー
- 出演する芸人の中から選ばれた5人が、戦隊ヒーロー風の衣装を身にまとい、「ぐいピコ戦隊」として様々なゲームに挑むコーナーです。このセグメントでは、レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンクの順に自己紹介が行われますが、最初に登場したレッドが失敗すると、残りの仲間も同様の運に見舞われると言った厳しいルールも設けられていました。全員がミスをした際には、ボスからの罰が待っています。

2. 京都向上委員会
- このコーナーでは、京都に関連するテーマをもとに、参加者たちが大喜利形式で笑いを誘います。挑戦者は4人に加え、司会のケツカッチン1人が進行役を務め、笑いを生み出す工夫が凝らされていました。

3. 京都の大学生とのゲームコーナー
- 関西の大学2校からそれぞれ選ばれたサークルの代表者が、芸人たちとチームを組んでゲームに挑戦する場面は、若者の活気を感じさせる重要なセグメントでした。参加者たちは1分間のアピールタイムを賭けて、視聴者に個性をアピールしていました。

4. Dr.高山の今夜の診断、Dr.修の今夜の診断
- 医師になりきった芸人たちがユーモラスにコントを展開するこのコーナーも、視聴者を楽しませる要素の一つでした。

『吉本☆ぐいピコ!』は、吉本興業の若手芸人の魅力を引き出し、様々な形式で笑いを提供したことで、多くの視聴者から愛された番組でした。放送局KBS京都と吉本興業の共同制作により、地域に密着したユニークなお笑いを提供し、京都の文化や若者たちの声を取り入れた内容が印象的でした。

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