吉田夏海

吉田夏海

吉田夏海（よしだ なつみ）は、1987年7月15日に東京都で生まれた日本のファッションモデルです。かつてはプラチナムプロダクションやカレントといった事務所に所属していましたが、2018年4月以降はフリーランスとして幅広い活動を展開しています。

キャリアの軌跡

彼女のモデルとしての道は、10代半ばに開かれました。15歳頃から人気雑誌『egg』に読者モデルとして登場し、その存在感を現します。この経験が、その後のキャリアへと繋がっていきました。

2007年からは、ファッション雑誌『BLENDA』の専属モデルに起用され、誌面の中心的存在として活躍します。2009年には一時的に『PINKY』へと活躍の場を移しますが、同誌の休刊に伴い再び『BLENDA』へと戻り、根強い人気を博しました。特に、2011年3月7日に発売された『BLENDA』4月号では、単独で初めて表紙を飾り、モデルとしての評価を不動のものとしました。彼女は2007年4月から2009年5月、そして2010年から2014年にかけて、長きにわたり『BLENDA』のレギュラーモデルを務めました。

多彩な活動

雑誌モデルとしての活動にとどまらず、吉田夏海は様々なメディアやイベントにも積極的に出演しています。テレビでは、2008年のドラマ『七瀬ふたたび』をはじめ、2011年の『刑事・鳴沢了〜東京テロ、史上最悪の24時間〜』といった作品にゲスト出演しました。また、情報番組『easy sports』や、レギュラー出演した『ロケハン。』、『SNOW SWEET LIFE』、準レギュラーを務めた『アダムとイヴのホンネ.TV』など、多岐にわたる番組でその姿を見せています。『東京上級デート』では特定の回に出演しました。

インターネット配信においても、GyaOやアメーバスタジオの番組にゲストとして招かれています。

大規模なファッションイベントへの参加も多く、TOKYO GIRLS COLLECTIONやGirls Awardといった国内屈指のランウェイを歩いています。また、エイベックス主催の音楽イベントHOUSENATIONではDJとして登場するなど、音楽分野にも関心があることを示しています。

広告分野では、109-2、SWORD FISH、SBYなどのブランドのキャンペーンやカタログに起用され、ファッションアイコンとして影響力を発揮しました。通販サイト「モバコレ」や通販カタログ誌「RyuRyu」にもモデルとして登場し、ファンからの支持を集めました。

2010年には、映像作品『吉田夏海 BOOTLEG Photo&Movie by YONE』を発表しています。

人物像とプライベート

日々の生活では、トレーニングや自分磨きに力を入れており、特にロック音楽への情熱は公言されています。趣味としては、ロック音楽鑑賞、ゲーム、ボウリング、ジムでの運動（トレーニングやホットヨガを含む）、ネイルケア、ショッピング、散歩などを挙げており、活動的で多趣味な一面を持っています。また、彼女には弟がいます。

モデル仲間との交流も大切にしており、『BLENDA』の元同僚で現在はCanCamモデルとして活躍する東野佑美さんとは、現在も非常に仲が良く、東野さんのブログなどでも度々その交流の様子が伝えられています。

特筆すべき活動としては、2014年2月23日に開催された東京マラソン2014に参加し、フルマラソンを5時間10分3秒で完走するという実績も持っています。

吉田夏海は、雑誌モデルとして長く第一線で活躍しつつ、テレビ、ネット、イベントなど多方面でその才能を発揮してきたモデルであり、フリーとなった現在も精力的に活動を続けています。

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