吉田弓美子

吉田弓美子：努力と才能で道を切り開く女子プロゴルファー

吉田弓美子は、1987年4月28日生まれ、神奈川県相模原市出身の女子プロゴルファーです。現在はアマノに所属しています。

ゴルフとの出会いとアマチュア時代

10歳という若さでゴルフを始めた吉田は、家族の影響を受け、その才能を開花させていきます。厚木北高等学校を卒業後、数々の輝かしい成績をアマチュア時代に残しました。

主な成績としては、2002年の関東ジュニアゴルフ選手権（女子12～14歳の部）と2003年の同選手権（女子15～17歳の部）での優勝が挙げられます。また、2004年から2006年までJGAナショナルチームに選出され、2005年のネイバーズトロフィー 日本・台湾・韓国チーム選手権では団体優勝に貢献しました。

プロとしての躍進

2007年、吉田はTPD単年度登録者としてプロの世界に足を踏み入れます。そして2009年、日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の最終プロテストに見事トップ合格を果たし、プロゴルファーとしてのキャリアを本格的にスタートさせました。

2011年には、年間獲得賞金ランキングで42位となり、自身初のシード権を獲得。翌2012年8月には、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でジャン・ウンビとの6ホールに及ぶプレーオフを制し、LPGAツアー初優勝を飾りました。

2013年にはLPGAのTPDミーティング委員長に就任。同年6月の「ニチレイレディス」でツアー2勝目を挙げると、自身が所属する「イーグルポイントゴルフクラブ」で開催された7月の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」、9月の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」と、立て続けに勝利を重ね、賞金ランキングで自己最高の5位となりました。その活躍が認められ、年末のLPGAアワードでは敢闘賞を受賞しました。

その後も吉田の勢いは止まらず、2015年5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で2年ぶりのツアー5勝目を達成。

2017年には、「フジサンケイレディスクラシック」で背中の痛みに苦しみながらもツアー6勝目を挙げました。同年10月の「スタンレーレディスゴルフトーナメント」では、キャディのミスによる1罰打を受けながらも優勝を飾り、ツアー7勝目を達成。2013年以来となる年間複数勝利を記録しました。この年まで7年連続で賞金シード入りを果たしています。

2018年からはアマノ所属となり、同年は賞金ランキング65位でシード落ちとなりましたが、ファイナルクォリファイングトーナメントで11位となり、翌シーズンの前半戦出場資格を獲得しました。

プレースタイルと契約

吉田は正確なショットと安定したプレーを持ち味としており、多くのファンを魅了しています。

クラブ・ボールはダンロップ、ウェアはアダバット、シューズはプーマと契約しています。

今後の活躍

常に高みを目指し、進化を続ける吉田弓美子。今後の更なる活躍から目が離せません。

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