吉田拓郎全集/歌草子

吉田拓郎全集/歌草子

『吉田拓郎全集/歌草子』は、日本の著名なシンガーソングライター吉田拓郎のベスト・アルバムであり、1985年11月10日にCBSソニーから初めてCDオンリーの形で発表されました。このアルバムは、1981年の『THE BEST』以来のリリースであり、彼のキャリア初期の楽曲を網羅している点が特徴です。

アルバムの概要

このアルバムには、1970年から1974年の間にリリースされた吉田拓郎の代表的な楽曲が収められています。彼がエレックレコードとCBSソニーに在籍していた時期の作品に焦点を当てており、リスナーにとっては懐かしの名曲を再体験できる貴重なコレクションとなっています。

収録曲一覧

Disc-1

1. 今日までそして明日から
- 編曲：吉田拓郎
シングル曲であり、アルバム『青春の詩』からの楽曲です。

2. ともだち
- 編曲：吉田拓郎
シングル「今日までそして明日から」のB面収録のライブ・アルバムからの選曲です。

3. 結婚しようよ
- 編曲：加藤和彦
シングルとしても著名で、アルバム『人間なんて』に収録されています。

4. ある雨の日の情景
- 作詞：伊庭啓子、編曲：吉田拓郎
シングル「結婚しようよ」のB面からの一曲です。

5. 旅の宿
- 作詞：岡本おさみ
シングルとしても知られる楽曲で、アルバム『元気です。』から収録されました。

6. おやじの唄
シングル「旅の宿」のB面。

7. イメージの詩
デビューシングルの一つで、再録されたアルバムバージョンです。

8. 花嫁になる君に、春だったねなど、他にも数多くの名曲が収録されています。

Disc-2

このディスクには、高円寺、こっちを向いてくれ、リンゴなど、数多くの楽曲が含まれており、各曲は全て吉田拓郎のユニークな感性が詰まったものです。

Disc-3 & Disc-4

さらに、シンシアや襟裳岬など、彼の代表的な楽曲が多数収められており、特にライブアレンジが施されたものも多いため、当時のパフォーマンスを彷彿とさせる仕上がりとなっています。

アルバムの意義

『歌草子』は、吉田拓郎の音楽人生の重要な一部を形成する作品であり、彼のシンガーソングライターとしての才能や、時代を超えた普遍的なメッセージがこめられています。このアルバムを通じて、多くのリスナーが彼の音楽の魅力を再発見し、今もなおその影響を感じることでしょう。優れた日本の音楽文化を象徴するこの作品は、ファン必携のアイテムと言えるでしょう。

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