吉田莉胡 (よしだ りこ)
吉田莉胡は、
埼玉県出身の
女子サッカー選手で、現在は
INAC神戸レオネッサに所属し、
サッカー日本女子代表としても活躍している。彼女のポジションは
ミッドフィールダーで、戦術的なプレーと攻撃の組み立てにおいて重要な役割を果たしている。
経歴
ユース時代
サッカーの道を歩み始めたのは、彼女が6歳のときである。兄の影響を受け、サッカーに魅了された吉田は、中学生のころ、ちふれ
ASエルフェン埼玉の下部組織に当たるマリに所属した。彼女はここで基礎技術を磨き、さらなる成長を遂げた。特に高校3年生の
2020年8月23日、なでしこリーグ2部の
スフィーダ世田谷FC戦での試合では、
2種登録選手として堂々の初出場を果たした。
シニアキャリア
2021年
1月17日、彼女は
INAC神戸レオネッサのトップチームに昇格すると発表された。その後、
2022年6月にプロ契約を結び、2023-24シーズンからは背番号「10」を背負うキャプテンとしてチームを引っ張る存在となった。また、
2025年5月31日には、2025/26シーズンから
INAC神戸レオネッサに完全移籍することが発表され、彼女のこれからのキャリアにも期待が高まっている。
代表活動
吉田は2021年
10月にU-19日本女子代表候補に選ばれ、トレーニングキャンプにも参加。さらに
2022年には、FIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ大会に出場するU-20日本女子代表に選出され、この大会でチームは準優勝という素晴らしい成績を収めた。その結果、国際舞台での経験を積むことができ、将来の日本代表としての道も開けていった。
個人成績
クラブ成績
- 初出場:
2020年8月23日 なでしこリーグ2部 第6節
スフィーダ世田谷FC戦 (味の素フィールド西が丘)
- 初出場: 2021年
9月12日 第1節
サンフレッチェ広島レジーナ戦 (
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
- 初得点: 2021年
9月26日 第3節
アルビレックス新潟レディース戦 (デンカビッグスワンスタジアム)
代表成績
- 初出場:
2025年7月9日 チャイニーズタイペイ戦 (EAFF E-1サッカー選手権2025)
主な選出歴
-
2022年 FIFA U-20女子ワールドカップ
- EAFF E-1サッカー選手権2025
吉田莉胡選手は、サッカーに対する情熱と向上心を持ち続け、クラブや代表チームでのさらなる成長が期待されている。彼女の今後の活躍に、多くのファンが注目していることは間違いないだろう。