名古屋クロスコートタワー

名古屋クロスコートタワー

名古屋クロスコートタワーは、愛知県名古屋市中村区名駅に所在する高層オフィスビルです。2012年7月10日に竣工し、中部経済新聞社、名古屋鉄道、トヨタ不動産（旧東和不動産）の3社による共同再開発プロジェクトとして建設されました。

概要

このビルは、地下1階から地上17階までの構造を持ち、多様な機能を有しています。

商業ゾーン: 1階と地下1階は商業ゾーンとなっており、コンビニエンスストアや登山用品店など、多様な店舗が営業しています。特に地下1階には、「チカマチラウンジ」という飲食街があり、様々なカフェやレストランが軒を連ねています。
オフィスゾーン: 2階から17階はオフィスフロアで、中部経済新聞社の本社をはじめとする多くの企業が入居しています。2階にはクリニックやサービス関連の施設も配置されています。

チカマチラウンジ

地下1階にある「チカマチラウンジ」は、中部経済新聞社が運営を手掛けており、「名駅近くのちょっとウラ、私のいきつけ」をコンセプトに、11の個性的なカフェやレストランが集まっています。ランチやディナー、休憩など、様々なシーンで利用できる空間を提供しています。

地下通路ネットワーク

名古屋クロスコートタワーは、地下通路を通じて周辺の主要なビルと接続されています。具体的には、愛知県産業労働センター、シンフォニー豊田ビル、ミッドランドスクエアなどと繋がっており、これらのビルを経由することで、名古屋駅まで雨に濡れることなくアクセスできます。この地下通路ネットワークは、周辺地域との連携を強化し、人々の移動を円滑にする役割を果たしています。

名称の由来

「クロスコート」という名称には、「さまざまな人々が交差する場所（クロス）」と「都会のオアシスとなる中庭（コート）」という2つの意味が込められています。この名称は、多様な人々が集い、交流する場所としてのビルのコンセプトを象徴しています。

地下環状ネットワーク

第二豊田ビル建替えプロジェクト後、跡地に建設されたシンフォニー豊田ビルは、豊田通商および豊通グループが入居しています。東和不動産（現・トヨタ不動産）が所有する4棟のビル（ミッドランドスクエア、名古屋クロスコートタワー、センチュリー豊田ビル、シンフォニー豊田ビル）は地下で接続され、天候に左右されずに移動できる地下通路「地下環状ネットワーク」が構築されました。

アクセス

名古屋クロスコートタワーへのアクセスは非常に便利です。

JR名古屋駅、名古屋市営地下鉄桜通線名古屋駅から徒歩約5分
近鉄名古屋駅、名鉄名古屋駅、名古屋市営地下鉄東山線名古屋駅から徒歩約3分

これらの駅からのアクセスが容易であり、多くの人々にとって利用しやすい立地となっています。

外部リンク

チカマチラウンジ - 名古屋クロスコートタワー
トヨタ不動産｜名古屋クロスコートタワー

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