名古屋市南図書館

名古屋市南図書館について

名古屋市南図書館は、名古屋市南区に位置する名古屋市図書館の分館です。地域の人々の学習や文化活動を支援する重要な拠点となっています。

歴史

1963年、太平製作所の社長であった田中均一郎氏の寄付により、勤労青少年のための施設として開館しました。当初は館外貸し出しは行っていませんでしたが、1965年から貸し出しサービスを開始しました。1966年には書庫の増設、冷暖房設備の導入も行われました。

老朽化に伴い、1992年には文化小劇場を併設した新しい図書館に移転しました。旧図書館の跡地には、大磯コミュニティセンターが建設されています。新図書館では、従来の図書館付属ホールの代わりに南文化小劇場が利用できるようになり、また、伊勢湾台風の資料室が新設され、貴重な資料が保存・公開されています。

サービス

図書館の利用は誰でも可能ですが、館外貸し出しには利用者登録が必要です。愛知県内在住、在勤、在学者のみが登録できます。

館外貸出

図書は14日間で6冊まで、紙芝居は3組、カセットテープ・CD・DVDは3点、紙芝居舞台1台を借りることができます。返却は、紙芝居舞台以外は名古屋市図書館の各館で可能です。ただし、貸出点数は名古屋市図書館全館で共通して計算されます。

開館時間

火曜日から土曜日：午前9時30分から午後7時00分
日曜日・祝日：午前9時30分から午後5時00分

休館日

月曜日（祝日の場合は開館し、翌日休館）
毎月第3金曜日（祝日の場合は開館）
年末年始（12月29日から1月4日まで）

伊勢湾台風資料室

南図書館には、伊勢湾台風の記録を保存する資料室があります。この資料室には、官公署が保管していた資料、被災企業の社史、学校史、新聞の切り抜き、フィルム、写真など、貴重な資料が数多く収蔵されています。図書は約9000冊、写真は約3000枚に及び、伊勢湾台風の被害と復興の歴史を伝えています。

アクセス

名古屋市南図書館は、名古屋市南区にあります。詳細なアクセス情報については、公式サイトをご確認ください。

参考資料

名古屋市南図書館 編『南図書館30年のあゆみ』名古屋市南図書館、1995年3月。

外部リンク

* 公式ウェブサイト


この情報が、名古屋市南図書館の理解に役立つことを願っています。

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