名古屋市瑞穂公園

概要



名古屋市瑞穂公園は、愛知県名古屋市瑞穂区に位置する広大な公園です。この公園は、市民が気軽に利用できる無料施設と、本格的なスポーツ活動を支援する有料施設が共存している点が特徴です。有料施設部分は「瑞穂運動場」と総称され、陸上競技場、野球場、体育館など、多岐にわたるスポーツ施設が集まっています。

2015年4月1日からは、ガス器具メーカーである株式会社パロマが命名権を取得し、「パロマ瑞穂スポーツパーク」という名称が使用されています。これにより、各施設も「パロマ瑞穂スタジアム」や「パロマ瑞穂野球場」といった名称に変更されています。

さらに、2026年に愛知県名古屋市共同で開催されるアジア競技大会では、この瑞穂公園がメイン会場となる予定であり、国際的なスポーツイベントの舞台としても注目されています。

施設詳細



瑞穂運動場(パロマ瑞穂スポーツパーク)

陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)
所在地:名古屋市瑞穂区山下通5-1
トラック:全天候舗装400m×8レーン
スタンド:3,000人

北陸上競技場(パロマ瑞穂北陸上競技場)
所在地:名古屋市瑞穂区萩山町3-68-1
日本陸上競技連盟第三種公認競技場
トラック:全天候舗装400m×8レーン
スタンド:3,000人

体育館
所在地:名古屋市瑞穂区田辺通3-2
全天候型室内競技施設:競技場3面、会議室など
2021年6月26日新規開場
田辺陸上競技場跡地に建設

レクリエーション広場(パロマ瑞穂レクリエーション広場)
所在地:名古屋市瑞穂区萩山町4-1
フィールド:クレイ舗装
スタンド:600人

ラグビー場(パロマ瑞穂ラグビー場)
所在地:名古屋市瑞穂区山下通5-4

ラグビー練習場(パロマ瑞穂ラグビー練習場)
所在地:名古屋市瑞穂区山下通5-4

野球場(パロマ瑞穂野球場)
所在地:名古屋市瑞穂区豊岡通3-28
両翼:99.1m、センター:122m
客席:18,600人
夜間照明:6基
グラウンド:砂入り人工芝(内野一部アンツーカー

相撲場(パロマ瑞穂相撲場)
所在地:名古屋市瑞穂区萩山町3-68-1
スタンド:255人

テニスコート(パロマ瑞穂テニスコート)
所在地:名古屋市瑞穂区田辺通4-5
硬式・軟式両用コート:9面
スタンド:1,000人

その他の競技場
弓道場(パロマ瑞穂弓道場)
アーチェリー場(パロマ瑞穂アーチェリー場)
屋内プール(パロマ瑞穂屋内プール)
練習プール(パロマ瑞穂練習プール)
トレーニング室(パロマ瑞穂トレーニング室)
宿泊研修室(パロマ瑞穂宿泊研修室)


無料施設

東児童園、南児童園
ギャラリー


命名権



2015年1月、株式会社パロマが瑞穂運動場の命名権スポンサーに選定され、同年4月から「パロマ瑞穂スポーツパーク」の名称が使用されています。これにより、各施設も「パロマ瑞穂」を冠した名称に変更されました。ただし、国際サッカー連盟(FIFA)主催の試合などでは、正式名称が使用されます。

交通アクセス



地下鉄:
名古屋市営地下鉄名城線「瑞穂運動場東駅」より徒歩3〜10分
名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」より徒歩10〜15分
名古屋市営地下鉄名城線/桜通線「新瑞橋駅」より徒歩10分
市バス:
名古屋市営バス金山15系統「瑞穂グランド」停留所よりすぐ
* 名古屋市営バス栄20系統「瑞穂公園」停留所より徒歩


まとめ



瑞穂公園は、多様なスポーツ施設を備えた総合公園として、地域住民の健康増進とスポーツ振興に貢献しています。2026年アジア競技大会のメイン会場としての役割も期待されるなど、今後も名古屋市における重要なスポーツ拠点として、その存在感を高めていくでしょう。

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