名古屋市立東港中学校

名古屋市立東港中学校

名古屋市立東港中学校は、愛知県名古屋市港区港楽一丁目に位置する公立の中学校です。周囲には幹線道路が走り、名古屋高速4号東海線が校地に隣接していることから、交通アクセスが非常に良好です。また、快適な学習環境を提供するため、全教室には空調設備が完備されています。校舎は地震に強い構造設計が施されており、柱が多く使われた8の字型のデザインが特徴的です。

部活動

学校の部活動の中で特に有名なのが吹奏楽部です。近年、この学校の吹奏楽部は多くの大会に出場し、顕著な成果を上げています。2008年には朝日新聞社主催の「第21回全日本マーチングコンテスト」で全国大会に初めて出場しました。翌年の2009年には「第57回全日本吹奏楽コンクール」にも出場し、なんと銀賞を受賞。その年の「第22回全日本マーチングコンテスト」では、2年連続での参加にもかかわらず金賞を獲得する快挙を達成しました。2010年にも引き続き出場し、「第23回全日本マーチングコンテスト」で再び銀賞を受賞し、東海吹奏楽コンクールでも金賞を手にしました。さらに、中部日本吹奏楽コンクールでは2年連続で優勝を果たすなど、その実力は広く認められています。

校章と歴史

1947年の秋に、在校生から募集した校章のデザイン案の中から選ばれた現在の校章は、帆と船をモチーフにしており、「東中」を象徴しています。このように、校章も学校のアイデンティティを反映したものです。

生徒数の推移については、『愛知県小中学校誌』（2018年）に収録されたデータにも見られます。この資料によると、時代による生徒数の変遷が詳しく記録されています。

通学区域と交通

名古屋市立東港中学校には、名古屋市立東築地小学校や西築地小学校、港楽小学校に通っている生徒が多く通学しています。ただし、私立中学校に進学する生徒を除きます。また、1963年からは「スクール電車」が利用され、生徒たちは木場町や東築地町などから通学するためにこの特別な電車を利用していました。電車は毎日7時50分に出発し、午後には帰りの便も運行されていました。

所在地と卒業生

名古屋市立東港中学校の住所は、愛知県名古屋市港区港楽1-7-16です。近年、フィギュアスケート選手の新田谷凜さん、松田悠良さん、山本草太さんといった著名な卒業生を輩出しています。

交通アクセス

最寄りの交通手段は、名古屋市営地下鉄名港線の港区役所駅となります。これにより、通学や地域の訪問が便利です。

東港中学校は、教育環境の充実した公立中学校であり、風通しの良い校風と優れた教育実績が現れています。

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