名古屋市立豊国中学校

名古屋市立豊国中学校

名古屋市立豊国中学校（なごやしりつ とよくにちゅうがっこう）は、愛知県名古屋市中村区北畑町に位置する公立の中学校です。教育委員会の所管する通学区域には、名古屋市立日吉小学校及び名古屋市立千成小学校があります。

沿革

豊国中学校の歴史は1940年（昭和15年）9月に設立された名古屋市豊国高等小学校にさかのぼります。当初の学区は中村区の大部分及び中川区の各学区を含んでおり、学校全体の規模は非常に大きく、当時の総学級数は55、全校生徒数は3,253名に達しました。

1945年（昭和20年）3月19日には、名古屋大空襲によって学校が全焼してしまい、生徒たちは亀島、小学校や則武、愛知、常磐、岩塚の各学校の教室を借りて学習を続けました。このような困難な状況を経て、1947年（昭和22年）4月1日には名古屋市立豊国中学校として再スタートを切りましたが、この時期も校舎はなく、則武や日吉小学校の教室を借用して教育が行われました。

その後、1947年の5月には当時の3年生の生徒が制作した作品を基に校章が制定され、1948年5月1日には新しい校舎が竣工し、ようやく全生徒が収容可能となりました。1960年（昭和35年）には特殊学級が設置され、多様な学びの機会が提供されるようになりました。

通学区域

名古屋市教育委員会は、2021年（令和3年）4月1日時点で、名古屋市立日吉小学校及び名古屋市立千成小学校の各校区を通学区域として指定しています。これにより周辺地域の児童たちに対して質の高い教育が提供され、地域における教育の中心的な役割を担っています。

まとめ

名古屋市立豊国中学校はその設立以来、地域社会との結びつきや多様な教育の提供に力を入れ、歴史を積み重ねてきました。これからも地域の発展とともに教育を支え、次世代の担い手を育成していくことが期待されています。学校の公式ウェブサイトにおいては、最新の情報や活動の様子が提供されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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