名古屋市総合体育館

名古屋市総合体育館（日本ガイシ スポーツプラザ）

名古屋市南区東又兵ヱ町に位置する日本ガイシ スポーツプラザは、愛知県内でも重要な屋内スポーツと文化施設です。1987年に開館し、以来、アマチュア競技やプロスポーツ、コンサートイベントなど多彩な行事を行っています。設計にはNASAのアポロ計画での手法が採用され、残響時間が2秒という独特な音響特性を有した日本ガイシホールを中心に、さまざまな競技場やプール、弓道場といった設備が完備されています。年間170万人以上の来場者を誇り、名古屋市のスポーツ振興のシンボル的存在となっています。

施設の概要

日本ガイシ スポーツプラザには、以下の主要な施設があります。

• - 日本ガイシホール（旧・レインボーホール）: アリーナ面積3,646m²で、固定席5,000席、可動席2,000席、移動席3,000席を持つ大規模なホールです。
• - 第2競技場: アリーナ面積1,638m²、480席の競技スペースです。
• - 第3競技場: アリーナ面積826.5m²、200席が設置されています。
• - 温水プール: 25mと50mの公認プールがあり、多様なスポーツ活動に利用されています。
• - 日本ガイシアリーナ: 競泳や飛び込み競技のための50mプール、冬季にはアイススケートリンクとしても機能します。
• - 日本ガイシフォーラム: トレーニング設備や宿泊研修室など、多目的で利用できるスペースです。

歴史と名称の由来

この施設は、名古屋市スポーツ振興計画「レインボープラン」に由来し、名古屋市のスポーツの象徴として「レインボー」の名称で広く知られていました。2007年には、日本碍子が命名権を取得し、現在の名称が採用されました。以降、5年ごとに契約が更新されており、2027年までの契約が存在します。

交通アクセス

このスポーツプラザは、アクセスの良さも魅力の一つです。JR東海道本線の笠寺駅から徒歩3分、名古屋鉄道の本笠寺駅や大江駅からも徒歩圏内です。また、市営バスを利用することができ、駅からは名古屋市街へ向かう基幹バスも出ているため、便利な移動手段が揃っています。さらに、周辺には宿泊施設も充実しており、イベント参加者には快適な滞在環境が提供されています。

まとめ

日本ガイシ スポーツプラザは、名古屋市のスポーツ振興に貢献し続けている重要な施設です。多種多様なイベントに対応できるこの場所は、地域の文化活動やスポーツイベントを支える役割を果たしています。今後もその役割が期待されることでしょう。

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