名古屋市職員労働組合連合会

名古屋市職員労働組合連合会について

名古屋市職員労働組合連合会（通称：名古屋市労連）は、名古屋市の職員で構成される労働組合の連合体です。この連合会の主な目的は、名古屋市当局との交渉を通じて、名古屋市職員の賃金や一時金、勤務条件などの改善を図ることにあります。

構成団体

名古屋市労連は、以下のようなさまざまな職員団体から成り立っています。これらの組織は、それぞれ異なる職種の職員を代表して、団体交渉を行い、労働条件の向上を目指しています。

• - 名古屋市教員組合（名教組）: 小学校、中学校、特別支援学校の教職員が加入し、名古屋市教育館に本部があります。日本労働組合総連合会（連合）に加盟しています。
• - 名古屋市職員労働組合（名古屋市職労）: 本庁や区役所の職員が加盟する労働組合で、名古屋市役所に本部があります。日本自治体労働組合総連合（自治労連）に属しています。
• - 名古屋交通労働組合（名交）: 名古屋市交通局の職員が多く参加している組織で、全日本自治団体労働組合（自治労）に所属しています。
• - 自治労名古屋市労働組合: 名古屋市役所で働く職員を代表する組織で、2020年に40年ぶりに名古屋市労連に再加盟しました。
• - 名古屋水道労働組合（名水労）: 上下水道局の職員で構成されており、自治労連に加盟しています。
• - 名古屋市立高等学校教員組合（名高教）: 市立高校の教員が主に加盟しており、県組織を介さず直接日教組に加盟しています。
• - 名古屋市立大学教職員組合（市大教）: 国公立大学の職員が多く参加しており、独立行政法人化に伴い組合員が特定の地位にあります。

所在地

名古屋市労連の本部は、名古屋市中区三の丸の名古屋市役所本庁舎の5階に位置しています。各組織の本部も名古屋市内に点在し、それぞれの職員がスムーズに集まり、連携できる環境が整えられています。

役割と活動

名古屋市労連は、職員の賃金や一時金、勤務時間など、さまざまな労働条件に関する問題を市当局と交渉することで改善を図っています。また、各職員団体との連携を強化し、より強固な要求として市当局に伝える役割も担っています。これにより、職員全体の団結力を高め、労働環境の改善を促進しています。

まとめ

名古屋市職員労働組合連合会は、市職員の権利を守り、良好な労働環境を築くために重要な役割を果たしています。多様な職員団体が集まり、一体となって労働条件の向上に努める姿勢が、名古屋市労連の特徴であり、職員の生活を支える大きな力となっています。

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