君の住む街角

君の住む街角

「君の住む街角」（きみのすむまちかど）は、大沢誉志幸の10枚目のシングルで、1988年1月21日にEPICソニーからレコード盤としてリリースされました。その後、同年2月26日にCDとしても発売され、この楽曲は CD盤に移行した1988年以降の大沢のシングルで最も売れた作品となりました。

制作について

本シングルは、編曲を初めて清水信之が手掛けており、作詞家の銀色夏生とのコンビによる最後のシングルとなります。大沢誉志幸と銀色夏生はこれまで数多くの名曲を生み出してきましたが、この楽曲では彼らのコラボレーションが特に顕著に現れています。興味深いことに「君の住む街角」は、オリジナルのスタジオアルバムには収録されず、後にリリースされたバラードやミディアム・ナンバーを集めたコンピレーション・アルバム『Y〜naïve collection』に収められました。ただし、このアルバムに収録されているバージョンは、シングルバージョンとはわずかに異なる点があります。

商業面とメディアへの露出

「君の住む街角」は、発売当初から反響を呼び、すぐに人気を博しました。特に、SUZUKIのスクーター「アドレス」のCMに起用されたことで、更なる注目を集めました。このCMには俳優の本木雅弘が出演しており、視覚的にもリスナーの印象に残る展開となっています。このようなメディア露出が、楽曲の知名度を高め、今もなお多くの人々に愛され続ける要因となっています。

収録曲

「君の住む街角」には以下の2曲が収録されています：

1. 君の住む街角 — (4分36秒)
- 作詞：銀色夏生
- 作曲：大沢誉志幸
- 編曲：清水信之

2. ダンスをしようぜ — (3分44秒)
- 作詞：銀色夏生
- 作曲：大沢誉志幸
- 編曲：安部隆雄
- この曲は、アルバム『SCRAP STORIES』にも収録されています。

バージョン情報

「君の住む街角」にはいくつかのバージョンがあります：

• - シングルバージョン (4分36秒) - 編曲：清水信之
• - “naive” version (5分31秒) - 編曲：清水信之

- このバージョンは『Y〜naïve collection』に収録されています。

参考資料

この楽曲に関する詳細な情報は以下の資料で確認できます：

• - アルバム『Y〜naïve collection』 (EPICソニー、1992年)
• - アルバム『TraXX -Yoshiyuki Ohsawa Single Collection-』 (ソニー・ミュージックダイレクト、2010年)

「君の住む街角」は、大沢誉志幸の音楽キャリアの中で特に特徴的な楽曲の一つであり、今もファンに親しまれています。

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