君は君でいたいのに/壊れかけのRadio

德永英明の32枚目のシングル「君は君でいたいのに／壊れかけのRadio」は、2003年10月1日にリリースされました。このシングルは、前作「君をつれて」から8ヶ月ぶり、そして「追憶/恋心|追憶_恋心」以来3年8ヶ月ぶりとなるダブル表題曲として発表され、ファンにとっては待望の作品となりました。

このシングルは、德永英明にとって初のセルフカバーアルバム『セルフカヴァー・ベスト 〜カガヤキナガラ〜』と同時発売されたことも大きな話題となりました。自身の過去のヒット曲を新たな解釈で蘇らせるという試みは、彼の音楽キャリアにおける新たな方向性を示すものであり、多くの音楽ファンから注目を集めました。初回プレス盤はスペシャル・ブックレット仕様となっており、ファンにとってはコレクションアイテムとしての価値も高いものとなっています。

収録曲は以下の通りです。

1. 君は君でいたいのに
2. 壊れかけのRadio
3. MOTHER OF LOVE 小さな未来…
4. 君は君でいたいのに（Instrumental）
5. 壊れかけのRadio（Instrumental）
6. MOTHER OF LOVE 小さな未来…（Instrumental）

全曲の作詞・作曲は德永英明自身が手掛け、編曲は西脇辰弥が担当しています。「君は君でいたいのに」は、TBS系「SUPER SOCCER PLUS」のエンディング・テーマとして起用され、「壊れかけのRadio」は、日本テレビ「汐留スタイル!」のテーマソングとして使用されました。これらのタイアップは、シングルのリリースをさらに盛り上げ、幅広い層への認知度を高めることに貢献しました。

「MOTHER OF LOVE 小さな未来…」は、アルバム未収録ヴァージョンとして収録されており、このシングルでしか聴けない貴重な音源となっています。インストゥルメンタル・バージョンも収録されており、德永英明の楽曲の魅力を様々な角度から楽しむことができます。

このシングルは、德永英明の音楽的な才能と表現力の幅広さを示す作品として、彼のディスコグラフィーの中でも重要な位置を占めています。セルフカバーアルバムとの同時発売という戦略も成功し、彼の音楽キャリアにおける新たな展開を印象付けました。

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