吹田市消防本部

吹田市消防本部の概要

吹田市消防本部（すいたししょうぼうほんぶ）は、大阪府にある吹田市の消防部局で、この地域の火災や災害から市民の安全を守るために活動しています。本部の所在地は吹田市江坂町1丁目21-6で、管轄するエリアは吹田市全域にわたります。

組織と職員

吹田市消防本部には342人の職員が在籍し、火災や救急業務に対応するために4つの消防署と4つの出張所が設置されています。これらの施設を通じて、地域のニーズに合わせた迅速な対応が可能となっています。

主な消防機器

2023年4月1日現在、消防本部には以下のような主力機械が配備されています：

• - 消防ポンプ車: 5台
• - 小型タンク車: 10台
• - タンク車: 4台
• - 高規格救急自動車: 18台
• - 梯子車: 4台
• - 救助工作車: 2台
• - 水槽車: 1台
• - 化学車: 1台
• - 指揮車: 1台
• - 司令車: 5台
• - 調査車: 1台
• - 搬送車: 1台
• - 資機材搬送車: 1台
• - その他、軽機材や原動機付自転車なども保有しています。

沿革

吹田市消防本部の歴史は1941年9月にまでさかのぼります。この年、官設消防としての機能が始まり、最初に吹田消防署、豊津出張所、千里出張所、岸部出張所が設置されました。その後、様々な変遷を経て、1950年に正式に吹田市消防本部として発足しました。

1961年からは救急業務の提供を開始し、2006年には業務として新しい庁舎が開設されました。そして、2011年には東日本大震災に対して緊急消防援助隊を派遣するなど、地域における緊急時の対応力を強化してきました。

最新の発展

最近の大きな進展として、2024年3月に吹田市総合防災センター（DRC Suita）が完成し、北消防署の機能をさらに強化することが期待されています。これにより、北千里仮出張所も新たに開所され、地域の安全向上に寄与することが目指されています。

組織

消防本部は以下の部門で構成されています：

• - 総務予防室：総務課、予防課
• - 警防指令室：警備課、指令調査課、救急救助課

これらの部門は、消防業務の円滑な運営を支えるために協力し合っています。

市民の安心と安全を確保するために、吹田市消防本部は常に新たな挑戦を続けており、地域に根ざした活動を展開しています。

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