呉青山中学校・高等学校

呉青山中学校・高等学校

呉青山中学校・高等学校（くれあおやまちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、広島県呉市青山町に位置する私立の中高一貫教育機関です。この学校は、所在地の地名に基づいて名付けられたものであり、東京都に本拠を置く青山学院大学とは直接の関係は存在しません。

概要

呉青山中学校・高等学校は、中学校の卒業式ではなく、中学3年生の修了式を行っているのが特徴です。このため、卒業生は特別な日を迎えることとなります。また、高校を卒業した学生の多くは、大学への進学を目指しており、その進路指導にも力を入れています。

制服

男子の制服

• - 冬服: 詰襟の学生服
• - 夏服: 開襟シャツ

女子の制服

• - 冬服: 長袖のセーラー服
• - 夏服: 半袖のセーラー服

部活動

呉青山中学校・高等学校では、幅広い種類の部活動が存在しています。特に活動が盛んなのは以下の部です：

• - サッカー部
• - ソフトテニス部
• - 卓球部
• - バスケットボール部
• - 柔道部
• - 陸上部
• - 情報科学部
• - 音楽部
• - 書道部
• - 放送部
• - 英語部
• - 美術部
• - 華道・茶道部

これらの部活動は、学生たちの成長やチームワークの強化、さらには個人の才能の開発にも寄与しています。

沿革

呉青山中学校は2000年4月に開校されましたが、開校からわずか1年後の2001年8月には「呉青山学院事件」と呼ばれる訴訟が発生しました。この結果、同校は名称を呉青山中学校に変更することとなりました。2004年4月には呉青山高等学校が設立され、さらに2005年には鴎州コーポレーションとの提携により、医・歯・薬コースが設置されましたが、2015年にはその提携が解消されました。

校名問題

当初の名称であった呉青山学院中学校は、東京都に拠点を持つ青山学院から商標権侵害の訴訟を受けました。東京地方裁判所は、名称に関する訴訟で清水ヶ丘学園に対して判決を下し、その結果、学院という文字を外して呉青山中学校へと改称されました。このようにして、呉青山中学校は名称を改め、以降は法人としての新たなスタートを切ることができたのです。

まとめ

呉青山中学校・高等学校は、広島県に位置する中高一貫教育を実施する学校であり、様々な部活動や独自の教育方針で学生の成長をサポートしています。校名に関する歴史的な背景を持つこの学校は、地域社会での信頼を築き続けています。

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