周南市消防本部

周南市消防本部について

周南市消防本部（しゅうなんししょうぼうほんぶ）は、山口県周南市で消防業務を行う部署です。この消防本部は、旧熊毛町を除く周南市全域を管轄しており、地域住民の安全を守る重要な役割を担っています。2025年4月1日現在、消防本部には222名の職員が定められている中、実際の職員数は207名となっています。

沿革

周南市消防本部の発足は、2003年4月21日です。この日、旧徳山市、旧新南陽市、旧熊毛町、旧鹿野町が合併し、1本部4署1出張所1分遣所の体制で新たな消防本部が誕生しました。熊毛地区は光地区消防組合により運営されることとなっています。

2004年には本部や各署に多重無線施設が整備され、通信環境の向上が図られました。翌年の2005年には、3階に指令室が増築され、消防緊急情報システムの運用が開始され、効率的な情報提供が可能となりました。

2009年には消防機関の職員定数が200人に改正され、さらに2010年には北消防署北部分遣所が移転し、新たに北部出張所が開設され、救急業務に加え消防業務も行うようになりました。これにより、消防本部は1本部4署2出張所の体制に進化しました。

その後も、周南市消防本部は進化を続けており、2018年には職員定数が210名へ改正されました。2021年の4月1日には、旧新南陽総合支所跡地に西消防署が移転し、訓練施設を備えた南消防署として新たに運用が始まりました。

2022年には多重無線システムが更新され、交通や消防の連絡方法も改善されました。そして2023年の4月1日、職員定数が222名に再度改められ、今後も充実した体制で地域消防を支えていくことが期待されています。

さらに、2024年には無人航空機部隊、通称ドローン隊が発足し、最新技術を積極的に取り入れた活動が開始されます。同年の11月には消防指令庁舎が完成予定で、さらなる機能強化が図られています。

施設と装備

2025年4月1日現在、周南市消防本部が保有する消防車両の数は合計64台です。これらの車両は、緊急時に迅速に対応するために必要な装備を備え、地域住民の生命と財産を守るために日夜活動しています。

結論

周南市消防本部は、地域の安全を守るために不断の努力を続けており、職員の育成や新しい技術の導入にも力を入れています。地域住民の信頼に応えられる消防本部であり続けるために、今後も様々な取り組みを進めていくことでしょう。

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