周南市立熊毛中学校

周南市立熊毛中学校について

周南市立熊毛中学校は、山口県周南市に位置する中学校であり、地域の教育の中心的な役割を果たしています。現在、1年生は3クラス、2年生は4クラス、3年生も4クラス編成で計390名の生徒が在籍しています。また、特別支援学級も2クラスあり、多様な学びの環境を提供しています。地域が広く、全校生徒の約70%が自転車で通学していることから、活発な学校生活が送られています。

教育方針と校訓

熊毛中学校では、教育方針として「確かな学力と豊かな心をもち、たくましく生き抜く生徒の育成」を掲げています。この方針は、生徒一人ひとりが将来に向けて自主的に成長することを目指しています。そのために、校訓として以下の三つを重視しています。

1. 至誠: 真理と正義を愛し、誠意と責任をもって行動すること。
2. 友情: 相互に深い信頼と敬愛の念をもって、励まし高め合うこと。
3. 希望: より高い目標を掲げ、夢の実現に向かって努力すること。

また、チャレンジ目標として「時を守る」「場を清める」「礼を正す」を掲げ、生徒たちの意識を高めています。これらの価値観を通じて、教育課程における実践が行われています。

沿革

熊毛中学校の歴史は1964年にさかのぼります。この年に三丘、中学校、高水、中学校、勝間中学校、八代中学校を統合し、熊毛町立熊毛中学校が設立されました。設立から数年間で体育館や運動場が完成し、着実に学校が発展していきました。1971年には学校給食が開始され、地域の子どもたちに栄養豊かな食事を提供することが重要視されるようになりました。

その後も多くの施設が整備され、情報化社会に対応するために1990年にはコンピュータ教室が完成し、近年ではコミュニケーションルームも新設されました。2003年の市町合併により、現在の名称である「周南市立熊毛中学校」が誕生しました。

部活動と進学先

学校生活の一環として、生徒は多様な部活動に参加しています。運動部には陸上競技やバスケットボール、剣道、柔道、野球、卓球、ソフトテニス、女子バレーボール、サッカーがあり、競技力の向上を図っています。また、文化部には吹奏楽部、芸術部、コンピューター部、ボランティア部があり、生徒たちはそれぞれの興味を追求することができます。

進学先は主に周南市内の小学校であり、周南市立大河内小学校、勝間小学校、高水小学校、三丘小学校、八代小学校からの生徒が多く通っています。

熊毛中学校は「日本一のいい学校」にするというキャッチフレーズの下、教育の質を高め、地域に根ざした学校づくりに取り組んでいます。青少年の育成に寄与するため、今後もさらなる発展を期待されている学校です。

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