和歌山県立古佐田丘中学校・橋本高等学校

和歌山県立古佐田丘中学校・橋本高等学校

和歌山県立古佐田丘中学校および橋本高等学校は、和歌山県橋本市古佐田四丁目に所在する県立の中高一貫校です。この学校は通称「橋高」と「古佐中」と呼ばれ、同じ敷地内で運営されています。そのため、中学校の卒業生は自動的に橋本高等学校に進学可能です。

校歌の特徴

この学校の校歌は特異な点があり、歌詞の中に校名が全く含まれていません。この点は多くの学校とは異なる珍しい特徴となっており、生徒達にとっては誇りとなっています。

沿革

この学校の歴史は1911年にさかのぼります。最初は橋本町立実科高等女学校として開校し、その後、数回の改称を経て、1948年に和歌山県立橋本高等学校として男女共学化しました。2006年には古佐田丘中学校が設立され、現在の中高一貫教育が確立されました。また、県立橋本高等学校は2020年に創立100周年を迎え、記念行事として「橋古祭」が開催されました。ここでは文化活動と体育活動が融合したイベントが行われ、特に校外での開催は初めての試みでした。

設置学科と部活動

橋本高等学校では、普通科で人文探究および理数探究の学科があります。中学校部門では、一貫した探究カリキュラムが提供されています。また、両校はスポーツクラブや文化クラブが充実しており、学生たちは様々な活動に参加し、互いに交流を深めています。

著名な出身者

この学校からは多くの著名な卒業生が輩出されています。たとえば元社会人野球選手の広畑良次氏や、オリンピック銀メダリストの杉浦正則氏などがいます。水泳選手である古川勝氏や、元毎日オリオンズ投手の向井嘉久蔵氏もこの学校の出身です。また、巽孝之氏は九州朝日放送の元アナウンサーとして知られています。

交通アクセス

学校はJR和歌山線と南海高野線の橋本駅から近く、交通の便も良好です。このため、通学する生徒にとってとてもアクセスしやすい立地にあります。

脚注

このように和歌山県立古佐田丘中学校と橋本高等学校は、その長い歴史と独自の教育理念に基づいて教育を提供し続けており、地域や社会に貢献する人材を育成しています。

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