和田拓也 (サッカー選手)

和田拓也（わだ たくや）

概要

和田拓也は1990年7月28日に神奈川県藤沢市で生まれたプロサッカー選手で、Jリーグ・大宮アルディージャに所属する。ポジションは主にディフェンダー（右サイドバック）およびミッドフィールダー（セントラルミッドフィールダー）である。

来歴

プロ入り前

和田は中学校時代から東京ヴェルディの下部組織に在籍し、2005年にはクラブユース選手権U-15でベスト4に進出。日本代表にも選出された。その後、ヴェルディユースに昇格すると、1年目からチームに貢献し、期待を集めるが、2年目には出場機会が減少し、厳しい時期を過ごした。しかし、3年目にはポジションを中盤からサイドバックに変更し、再び試合に出場するようになる。

東京ヴェルディ

右サイドバックとしての才能が認められ、2008年にトップチームに昇格。初年度は怪我もあり出場機会は限られたが、クラブユース選手権や高円宮杯などで好成績を残す。2009年には開幕スタメンを果たすが、出場試合数はわずか5試合にとどまった。2010年にはボランチでの起用も増え、その成長が期待されたものの、2013年には経営難からベガルタ仙台へ移籍。

ベガルタ仙台

仙台に移籍後はボランチやサイドバックとして活躍するが、出場機会が限られる状況が続く。開幕戦でスタメン出場したものの、その後リーグ戦での出場時間は短く、ACLも含めて合計で4試合にとどまった。

大宮アルディージャ

2013年8月、ボランチとしてのプレーを希望し、大宮アルディージャに完全移籍。サッカー人生において新たな挑戦を始めた。実力が評価され、チームでの活躍に期待が寄せられる。

サンフレッチェ広島

2018年からはサンフレッチェ広島に移籍し、初得点を挙げるなどの活躍を見せた。シーズンを通じて右サイドバックとしてプレーするが、フォーメーションの変更に伴い、ボランチとしての出場機会も得るものの、若手選手の台頭もあって出場機会は減少。

横浜F・マリノス

2019年3月には横浜F・マリノスに期限付き移籍。サイドバックとして出場していたが、その後出場機会が減少する。シーズン終盤の重要な試合においてボランチとしてチームに貢献。2020年には完全移籍に移行し、登録上はDFながらボランチとして活動の幅を広げた。

横浜FC

2022年に横浜FCに完全移籍し、サッカーキャリアに新たな章を迎えた。2023年2月、試合中に思いがけないオウンゴールを記録し、多くのメディアに取り上げられる。

大宮アルディージャ復帰

2024年7月には大宮アルディージャに復帰。7年ぶりのチームへの貢献が期待される。復帰初ゴールも決め、さらなる活躍が期待されている。

所属クラブ

• - 明治SSS（藤沢市立明治小学校）
• - ヴェルディジュニアユース（藤沢市立羽鳥中学校）（2003年 - 2005年）
• - 東京ヴェルディユース（神奈川県立藤沢西高等学校）（2006年 - 2008年）
• - 東京ヴェルディ（2009年 - 2012年）
• - ベガルタ仙台（2013年 - 2013年8月）
• - 大宮アルディージャ（2013年8月 - 2017年）
• - サンフレッチェ広島（2018年 - 2019年）
• - 横浜F・マリノス（期限付き移籍）（2019年3月 - 同年12月）
• - 横浜F・マリノス（2020年 - 2021年）
• - 横浜FC（2022年 - 2024年7月）
• - 大宮アルディージャ（2024年7月 - 現在）

個人成績

• - Jリーグ初出場：2009年3月7日 J2第1節 徳島ヴォルティス戦
• - Jリーグ初得点：2015年7月8日 J2第22節 コンサドーレ札幌戦

代表歴

• - 2005年：U-15日本代表
• - 2011年：U-22日本代表

タイトル

• - 大宮アルディージャ

- J2リーグ（2015年）
- J3リーグ（2024年）

• - 横浜F・マリノス

- J1リーグ（2019年）

和田拓也のこれまでのキャリアは多様なポジションでの活躍を通じて、多くのサポーターに支持され続けている。

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