品川区立八潮学園

品川区立八潮学園

概要

品川区立八潮学園は、東京都品川区八潮5丁目にある義務教育学校です。この学校は、2008年に品川区立八潮小学校、八潮北小学校、八潮南小学校という3つの小学校、八潮中学校と八潮南中学校の2つの中学校が統合されて設立されました。その結果、品川区における3校目の小中一貫校として誕生しました。

初年度の2008年度には、八潮南小学校と八潮南中学校を仮校舎として利用し、翌2009年度からは、旧八潮小学校と八潮中学校の校地へ移転しました。改築された新校舎は、品川区内で最大の規模を誇ります。さらに、2016年度には学校教育法の改正により、八潮学園小学校と八潮学園中学校が廃止され、現在の義務教育学校としての品川区立八潮学園へと再編成されました。

併設施設

学校内には、すまいるスクール八潮学園が併設されています。これは、地域の子どもたちが放課後や長期休暇中に健全に過ごすための支援をする施設です。教育環境の充実を図るために、さまざまなプログラムやアクティビティが提供されています。

沿革

八潮学園の歴史は以下のように展開されています：

• - 2008年（平成20年）

- 2月16日：5つの学校の合同閉校式が行われる。
- 4月1日：八潮学園が開校し、初代校長の西島勇が就任。
- 4月7日：開校式が実施され、各校舎の改築が始まる。

• - 2009年（平成21年）

- 9月12日：新校舎落成式典が開催される。

• - 2016年（平成28年）

- 4月1日：品川区立八潮学園が新設され、義務教育学校へと移行。

• - 2021年（令和3年）

- 4月1日：三代目校長として小宮山琢磨が就任。

新校舎

新校舎は2009年9月より使用開始され、大きく分かれて3棟の建物から構成されています。A棟は小学校校舎で、主に1年生から6年生が使用します。B棟は中学校校舎として7年生から9年生までの学生が利用します。C棟はアリーナやランチルーム、温水プールなどの施設が整備されています。

また、教育の質向上に向けた取り組みとして、各学年ごとにフロアが分かれて配置されており、中学校のB棟ではワンフロアを特定の学年が占用しています。IT教育の一環として、コンピュータールームもA棟とC棟にそれぞれ設置されています。

教育目標

八潮学園では、以下のような教育目標が掲げられています：

• - 知力、徳力、体力のある人材を育成する。
• - 小学校1-4年生では「よく考える子」「心やさしい子」「明るく元気な子」を目指す。
• - 中学校5-9年生では「みずから学び創造力のある人」「思いやりと規範意識をもつ人」「健康でたくましい人」を育てることを重視しています。

交通アクセス

アクセスは、JRや東急大井町駅の東口から「八潮パークタウン」行きのバスが利用できます。他にも京急やりんかい線からもバスが出ており、非常に便利な立地です。大森駅からも直通のバスが運行されており、各「八潮北」バス停からは徒歩2分ほどの距離です。当然、東京モノレールの大井競馬場前駅からも徒歩でアクセス可能です。

このように、品川区立八潮学園は充実した教育環境とアクセスの良さを備えた義務教育学校です。

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