品川区立荏原平塚学園

品川区立荏原平塚学園について

品川区立荏原平塚学園は、東京都品川区平塚3丁目に所在する義務教育学校です。本校は2010年4月に、品川区立平塚小学校と品川区立荏原平塚中学校を統合する形で設立され、現在では小中一貫校として多様な教育を展開しています。2016年4月には、義務教育学校としての名を掲げることとなり、これにより地域社会に強く根ざした教育を提供しています。

学校の沿革

荏原平塚学園の歴史は2010年に始まり、同年4月1日には初めての入学式が行われました。その後の流れとして、同年9月には児童と生徒が新しい校舎に移転し、10月には落成記念の式典を開催しました。2015年には東京都からオリンピック・パラリンピック教育推進校として指定され、教育の質を高める取り組みが進められました。

特に2016年からは義務教育学校として、いくつかの新しいプログラムを導入し、品川コミュニティスクールの一環として地域との結びつきを強めています。また、特別支援教室も設け、幅広いニーズに応える教育環境を整えています。2018年には、特別支援学級の設置や、校庭の全面人工芝生化といった施設の改善がなされ、更に充実した教育環境が提供されています。

教育目標

荏原平塚学園では、以下の3つの教育目標を掲げています。
1. 好学（まなぶ） – 学習に熱心に取り組む。
2. 誠意（つくす） – 万人に真心を尽くす。
3. 鍛錬（きたえる） – 自ら心身を鍛える。

これらの目標は、生徒一人ひとりが自らの可能性を最大限に引き出し、社会で活躍する力を育むための基盤となっています。

学区および在籍者数

荏原平塚学園は、前期課程と後期課程に分かれた学区を設けており、前期課程は荏原2丁目、3丁目、4丁目に位置しています。一方、後期課程は前期課程に加え、旗の台2丁目や中延1丁目から3丁目、東中延1丁目といった地域もカバーしています。全体として、2019年度の在籍者数は安定しており、多くの生徒がこの学校で学び成長しています。

周辺環境

荏原平塚学園は、交通の便に優れており、複数の道路が交差する位置に立地しています。周辺には平塚橋郵便局や保育施設、福祉施設が点在し、地域社会との連携が密接です。また、近隣には東京消防庁の消防署や特別養護老人ホームもあり、安心して暮らせる環境が整っています。

交通アクセス

かつての通学路や新興権利の拡充も相まって、通学に便利な交通手段が用意されています。東急バスの「平塚橋」バス停から徒歩数分の距離にあり、また東急電鉄池上線の戸越銀座駅からもアクセス可能です。地元の生活に溶け込んだ立地で、多くの生徒が日々通学しています。

結論

品川区立荏原平塚学園は、地域に密着した教育を展開する小中一貫校として、質の高い学習環境を提供するとともに、生徒たちが将来に向けてしっかりとした基盤を築く場となっています。これからも地域と共に成長し続けることでしょう。

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