唐津市立鬼塚中学校

唐津市立鬼塚中学校について

唐津市立鬼塚中学校（からつしりつ おにづかちゅうがっこう）は、佐賀県唐津市山本にある公立の中学校です。この学校は、地域の生徒に教育の機会を提供するために設立され、75年以上の歴史を誇ります。

概要

1947年に新しい学制のもとで創立され、1954年には唐津市に編入された鬼塚村の名前を受け継ぎ、現在の名称が確立されました。2022年には創立75周年を迎え、地域に根ざした教育活動を続けています。

校章と校歌

校章は月桂樹で「中」の文字を囲むデザインになっており、伝統とグレードを象徴しています。校歌は1956年に制定され、作詞は中島哀浪、作曲は江口芳雄が手がけましたが、校名は歌詞には登場しません。

通学区域

通学区域は唐津市の複数の地域を含んでおり、具体的には養母田鬼塚、養母田、山本、石志、千々賀、畑島、山田、橋本、双水、夕日、久里、中原が含まれています。地域の小学校は鬼塚小学校と久里小学校です。

沿革

創立からの歴史

• - 1947年: 学制改革により、鬼塚村の初等教育が新制小学校に改称され、併設される形で中学校が開校。5月3日には開校式が行われ、290名の生徒と17名の職員でスタートしました。
• - 1952年: 久里村立の久里中学校が統合され、鬼塚村久里村組合立鬼塚中学校に改称しました。
• - 1954年: 鬼塚村が唐津市に統合され、その後現校名に改名されました。
• - 1956年: 校歌が制定され、学校のアイデンティティとして今も大切にされています。
• - 1978年: 新しい校舎が完成し、移転が行われました。
• - 1979年: 完全給食が開始され、食育の取り組みが実施されています。
• - 2011年から2017年: 校舎や体育館の耐震工事や改修工事が行われ、現代的な学習環境へと進化しています。

アクセス

鬼塚中学校へは最寄りのJR九州の山本駅または鬼塚駅からアクセス可能で、周辺には昭和自動車のバス停「川原橋」があります。また、国道202号や203号、西九州自動車道（唐津伊万里道路）の唐津千々賀山田ICに近く、交通の便も良いです。

周辺の施設

学校の周囲には、唐津市立鬼塚小学校、佐賀県立唐津特別支援学校、佐賀県立唐津工業高等学校、唐津自動車学校などの教育機関が揃っており、地域全体で教育環境を支えています。また、自然に恵まれた松浦川や徳須恵川も近くに流れています。

まとめ

唐津市立鬼塚中学校は、地域密着型の教育機関として生徒たちに学びの場を提供し続けています。65年以上の歴史を活かし、今後も地域とともに成長し続けることが期待されています。

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