唐見実世子

唐見実世子（からみ みよこ、1974年9月6日 - ）は、広島県広島市出身の自転車プロロードレース選手です。「からみっち」や「からみー」の愛称で親しまれています。

プロとしてのキャリア

広島市立美鈴が丘高等学校、中京女子大学を卒業後、カツリーズサイクルに入社し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1999年にはアジア選手権で3位に入賞し、その才能を開花させます。その後、国内の数々のタイトルを獲得し、その実力を不動のものとしました。

2004年には、アテネオリンピックに出場。日本代表として世界の舞台に立ちました。2005年からは、活動拠点をイタリアのサフィパスタ・ザーラ・マンハッタンに移し、ヨーロッパ各地や日本国内のレースを転戦。世界選手権にも出場するなど、国際的な舞台で活躍しました。

2006年には、アジア大会に出場し4位入賞を果たしました。2007年からはチームサッカレッリに移籍。

一時引退と驚異の復活

現役引退後、一度は自転車競技から離れましたが、9年間のブランクを経て、2016年に弱虫ペダル サイクリングチームでプレイングコーチとして現役復帰を果たします。これは、自転車競技界において非常に稀なケースであり、大きな話題となりました。

現役復帰後も、その実力は衰えることなく、2016/2017/2018/2019/2020とJフェミニンツアーで前人未到となる個人総合優勝5連覇を達成しました。これは、彼女の並外れた才能と努力の賜物と言えるでしょう。

2018シーズンでは、アジア選手権 (ITT3位)、アジア大会、世界選手権に出場するなど、再び世界の舞台で活躍しました。

2022年に弱虫ペダル サイクリングチームを退団。

現在

2024年11月より和歌山県の地域おこし協力隊として、新たな分野で活動を開始しています。

唐見実世子は、その輝かしい実績と、常に挑戦し続ける姿勢で、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。

カラミッチのホームページ - ウェイバックマシン（2019年1月1日アーカイブ分）

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