喜入友浩

喜入友浩: TBSテレビのアナウンサー

喜入友浩（きいれ ともひろ）は、1993年8月27日生まれの日本のアナウンサーで、TBSテレビに在籍しています。彼はアメリカ・カリフォルニア州に生まれ、福岡県で子供時代を過ごしました。当初の教育は福岡教育大学附属福岡中学校、さらに福岡県立修猷館高等学校で受けた後、浪人を経て東京大学理科一類に進学します。

東京大学では教育学部総合教育科学科に所属し、体を使った教育に関する研究を行いました。また、彼は中学2年生から野球を始め、大学でも硬式野球部の捕手として東京六大学野球のリーグ戦に参加しました。特に、同期の宮台康平とともにバッテリーを組んだことは、彼の野球人生において重要な出来事の一つです。

アナウンサーという職業を志しながらも、彼はスポーツアナウンサーとしての夢を抱いて原稿の提出を行います。当時、面接では手品を披露するなどユニークな一面を見せ、2017年にTBSテレビのアナウンサーとして入社を果たしました。この年、入社した同僚には山形純菜や山本里菜がいます。東京大学から民放キー局のアナウンサーに採用されたのは、彼が初めての事例です。

初鳴きは2017年7月に行われ、以降、TBSの報道番組『Nスタ』では日曜版のメインキャスターやスポーツキャスターを務めました。彼は2018年からスポーツアナウンサー活動も始め、特に2021年の東京パラリンピックでは取材に参加し、様々な競技の情報を伝えました。2023年には『news23』のフィールドキャスターに異動し、同年9月には金曜日のキャスターに昇格することが決定しました。さらに、アシスタントとしても様々なラジオ番組に出演しています。

喜入の人となりは多彩です。身長179㎝、体重77㎏である彼は、手品が得意であり、時折テレビでその技を披露しています。また、彼の高校同級生であったグラビアアイドルのわちみなみとも親しい関係にあります。中学3年生時には英語弁論大会に参加し、入賞した経験があります。

野球においては、修猷館高校の硬式野球部では2年生から正捕手として活躍するも、甲子園とは縁がありませんでした。しかし、大学進学後は東京六大学野球リーグで64試合に出場し、自己最多の成績を残しました。特に、2015年には東京六大学リーグ最長連敗記録をストップさせる勝利に貢献し、4年時には日本代表として海外の大会にも参加しました。

現在も活発に活動をしており、2024年には結婚の発表もありました。喜入友浩は、アナウンサーとしてだけでなく、スポーツ愛好者としての側面も持ち合わせた人間味溢れる存在であると言えるでしょう。彼の今後の活躍には期待が寄せられています。

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