喧嘩番長5 漢の法則

『喧嘩番長5 漢の法則』は、2011年にスパイクから発売されたPlayStation Portable用アクションアドベンチャーゲームです。本作はCERO12歳以上対象となっています。

ストーリー

前作から2年後、様々な地区がひしめき合う阿弥浜沿線が舞台。ここでは、5つの高校と3つのチームが覇権をめぐり、一触即発の状態にあります。主人公は、鶴目地区の高校に転校生としてやってきます。売られた喧嘩は必ず買うという主義の主人公は、やがて8つの勢力による戦争へと巻き込まれていきます。

また、追加シナリオでは、主人公以外のキャラクターを操作する外伝ストーリーも楽しめます。

キャッチコピーは「拳で紡げ漢たちの絆」。

各勢力と登場人物

主人公の名前、すべてのキャラクター、高校名はプレイヤーが自由に名前を変更できます。

鶴目高校

主人公が転校してくる鶴目地区にある巨大なマンモス校。昔ながらの不良文化を受け継ぐ風習はなく、高津昇吾と進藤大志の2トップによる派閥争いが起こっています。普通科のほか、球技や陸上、格闘技など、さまざまな運動競技の特待生が集まるスポーツ科があります。

主要人物

成瀬直人: 本作の主人公。他地域から転校してきた3年生。竹を割ったような性格で、損得を考えずに生きています。友情に厚く、おせっかいな性格で、不要な喧嘩に巻き込まれることもしばしば。超気合技は「ジョー・クラッシュ」。
高津昇吾: のんびり屋の一匹狼。来る者は拒まず、去る者は追わないという考えの持ち主。面倒ごとは嫌いですが、頼まれると断れない性格。端正なルックスで女子に人気があります。超気合技は「鶴目の魂（つるめソウル）」。
進藤大志: 昔は「いい奴」でしたが、現在はひねくれ者で冷めた性格。高津と対立しており、自分の舎弟には高津に近づくなと命令するほど嫌っています。超気合技は「トルネードソバット」。
矢沢弘二: 高津派の2年生。モテる高津に憧れと嫉妬心を抱きつつも彼を慕っています。超気合技は「顔面つぶし」。
菅原雅人: 高津派の1年生。飄々としているがじつは世話好きで、頼まれると断れない性格。超気合技は「不意打ちキック」。
若宮友弘: 普通科1年生。菅原とは昔からの友達。ミーハーで権威に弱い。超気合技は「ラッキーパンチ」。
久保信也: スポーツ科の野球部主将で3年生。気の荒いところがあり、短気ですぐに手が出てしまい後悔するタイプ。超気合技は「剛速球」。
足立駿: スポーツ科の野球部副主将で3年生。野球に関してクソ真面目に取り組んでおり勉強はできない。超気合技は「カッタースライディング」。
浜口宗太: スポーツ科で野球部。1年生の補欠でポジションは無し。超気合技は「全力疾走（フルスピード）」。
井出貴紀: 風紀委員の2年生。校内の風紀の乱れに常に目を光らせています。超気合技は「秀才の片りん」。

外関工業高校

数年前までは統制のとれていない不良高校でしたが、国井晃が入学し、彼の絶対的な統制により凶悪な群れへと変貌を遂げました。校内では国井や赤松らによる恐怖体制が敷かれており、弱肉強食・実力主義の環境です。

紅南高校

前作の舞台となった高校。阿弥浜沿線最強の名をほしいままにしてきた不良のエリート校でしたが、番長であった速水が学校を去ったため、現在は統率が取れていない状態です。

紅北高校

阿弥浜沿線の山側の終点駅にある歴史ある高校。昔から続く伝統を重んじ、年功序列を基とする不良が通っています。紅南高校とは2年前まで長い因縁がありました。

白金学院

阿弥浜沿線・鳴水浜地区にある世間知らずなセレブのお坊ちゃんやお嬢様が通う進学校。同校創立以来不良はいませんでしたが宇都宮学を筆頭とする一部生徒がワルい振る舞いを見せています。

骸（MUKURO）

己の欲望のままに動く少年たちにより結成されたギャング集団。関成地区にある中華街の奥にアジトを構え、街の覇権を巡って抗争をくり広げています。鳴水浜へと進出してきます。

パラダイス

関成地区の再開発エリアをアジトにしているチーム。来るものは拒まず、受け入れた仲間は何があっても見捨てないことを信条としています。骸とは敵対関係にあり、抗争が続いています。

K.M.A（関成ミッドナイトアーミー）

鳴水浜のコンテナふ頭を拠点とするバイクチーム。硬派、武闘派でその名が通り、メンバーの個々の実力も高いチームです。

主題歌

テーマソングはDOESの「ジャック・ナイフ」です。

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