嘉村健士

嘉村 健士について

嘉村健士（かむらたけし）は、1990年2月14日生まれの日本の男子バドミントン選手で、佐賀県唐津市出身です。彼は幼少期からバドミントンの才能を発揮し、小学2年生の時に競技を始めました。嘉村は右利きで、バドミントンキャリアのスタートを地元の唐津市立長松小学校で切りました。彼の進学先は唐津市立第一中学校で、そこで七山モンキーズに所属して技術を磨くことになります。

その後、高校は熊本県立八代東高等学校に進学し、さらには早稲田大学スポーツ科学部を卒業しました。在学中には2回、インカレでダブルス優勝の栄冠に輝いており、そのパートナーは上田拓馬でした。彼が大学を卒業した後に加入したのは、トナミ運輸のバドミントン部です。

嘉村のキャリアは順調に進み、2011年には大阪国際大会にて混合ダブルスで優勝を果たしました。パートナーは米元小春でした。また、同年のマレーシア国際でも男子ダブルス部門で優勝し、そのパートナーは園田啓悟です。これ以降も彼の実績は増え続け、2012年には大阪国際、カナダ・オープン、スコットランドオープンで男子ダブルスでの優勝を飾りました。その年の全日本社会人選手権でも男子ダブルスで優勝し、全日本総合選手権では混合ダブルスでも優勝を収めています。

そして2013年にはUSオープンで男子ダブルスにおいて勝利を収め、さらに2016年には香港オープンでもまたしても男子ダブルスで優勝しています。これらの素晴らしい成果が認められ、2013年からは日本代表選手として活動しています。

2020年には東京オリンピックに出場し、男子ダブルス部門で園田啓悟とペアを組みました。彼らは準々決勝まで進出しましたが、インドネシアの選手と激闘を繰り広げた結果、14-21、21-16、9-21と僅差で敗れ、4強入りは叶いませんでした。

プライベートに目を向けると、2021年8月には元富山テレビのアナウンサー、岡部里香さんとの結婚を自身のSNSで発表しました。これもファンにとって喜ばしいニュースでした。

さらには2022年4月にはヨネックスの公式サイトで、同社のバドミントンチームのコーチに就任することが告知され、自身のキャリアの新たな一歩を踏み出しました。 嘉村健士選手は、これからも選手として、また指導者としても多くの成功を収めていくことが期待されます。

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