嘉門達夫のネットでごめん!

『嘉門達夫のネットでごめん!』

『嘉門達夫のネットでごめん!』は、2001年4月から2003年12月まで放送されたインターネットラジオ番組です。この番組は、リスナーとパーソナリティの嘉門達夫が織りなすユニークなトークと投稿コーナーの数々が特徴で、多くのリスナーに愛されました。

パーソナリティ

この番組の主なパーソナリティは、当時42歳の嘉門達夫です。彼の相方として2001年12月までは現役女子高生の西村美冴（当時17歳）がアシスタントを務めていました。彼女と嘉門の年齢差は25歳あり、特に家庭的な雰囲気が生まれる要因ともなりました。

番組の構成

番組はリスナーからの投稿や質問を中心に進行し、さまざまなコーナーが設けられていました。初期には「美冴の何でも答えちゃうぞ」というシンプルなコーナーが特に人気でしたが、西村の降板後は嘉門が一人で進行を続ける形になりました。

主な投稿コーナー

1. あったらコワイのコーナー: 現実にはあり得ないような状況や人物を考えて投稿するコーナー。思わず笑えるアイデアが多く寄せられました。
2. 会話のコーナー: 非日常的な会話を創造するコーナーで、リスナーの発想力が楽しめます。
3. 法則のコーナー: 面白そうな法則を考えて投稿するスペース。斬新なアイデアが集まりました。
4. これは何かの陰謀だのコーナー: 不運な出来事に対する嘆きを投稿するコーナーで、共感を呼ぶ内容が多かったです。
5. ザワザワのコーナー: 面白い噂を考えるコーナー。噂話や都市伝説などが多数発信されました。
6. どんなんやねんのコーナー: 元ネタを振り、定型文の後に説明を加えるという新しい形式でリスナーを引き込みました。
7. ミイラ取りがミイラになったのコーナー: 良かれと思ってやったことが裏目に出る様子を描いた投稿を募集しました。
8. 知らんかったのコーナー: 常識ではないが興味深い事実を投稿するコーナーでした。
9. さかさまにしても同じやのコーナー: 回文を考えるコーナーで、言葉遊びが披露されました。
10. ババンババンバンバンのコーナー: エンディングフレーズにオリジナルの言葉を付け加え、新しいユーモアを探求しました。
11. 全米No.1のコーナー: 様々な「全米No.1」を考案し、独自の視点から楽しむコーナーです。

リスナーとのふれあい

リスナーからのアイデアに基づいたコーナーが多く、参加型の要素が強いのがこの番組の魅力でした。投稿は主にメール形式で集められ、リアルタイムでのヒントやアイデアが即座に番組に反映されました。

番組の評価と歴史

初回は2001年4月に放送開始され、スタート当初からリスナーとのインタラクションが活発でした。しかし、2001年12月には西村が突然降板し、その後は嘉門一人での進行が続きました。番組は2002年には第2部を迎え、2003年12月までの約2年9か月間にわたり放送されました。

放送終了後も嘉門達夫は他の番組で活躍し、その独特のスタイルは多くのファンに親しまれました。『嘉門達夫のネットでごめん!』は、リスナーとの距離が近く、参加型のエンターテイメントとして今も多くの人に記憶されています。

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