嘘つきバービー

嘘つきバービー：独創的な世界観を築いたスリーピースロックバンド

嘘つきバービーは、2002年に結成された日本のスリーピースロックバンドです。ベース・ボーカルの岩下優介、ギター・椅子の千布寿也、ドラムス・コーラスの豊田茂の3名で構成され、独特な音楽性とライブパフォーマンスで多くのファンを魅了しました。

佐世保から東京へ、そしてメジャーデビュー

バンドは九州の佐世保で活動を開始し、2006年にはタワーレコード限定でCDデビューを果たします。その後、2008年に活動拠点を東京に移し、精力的な全国ツアーを展開。2011年にはエピックレコードジャパンからメジャーデビューを果たし、その音楽性はさらに多くの人々に知られることとなりました。

突然の解散、そして伝説へ

しかし、2013年5月31日、嘘つきバービーは突然の解散を発表します。岩下は解散理由について、「面白いであったり素晴らしいと思うものを共有できなくなり、このままバンドとして作品を出し続けるのは只の嘘だ」と語りました。同年9月27日には恵比寿LIQUIDROOMでラストライブを行い、惜しまれつつも解散しました。

独自の音楽性とライブパフォーマンス

嘘つきバービーの音楽は、オルタナティブロックを基調としながらも、歌謡曲やプログレの要素も取り入れた、非常にユニークなものでした。岩下の独特なボーカルと歌詞、千布のテクニカルなギタープレイ、そして豊田の安定感のあるドラムが融合し、他に類を見ないサウンドを創り上げていました。

ライブパフォーマンスもまた、嘘つきバービーの魅力の一つでした。千布が椅子に座ってギターを演奏する姿は、彼らのトレードマークとも言えるものでした。観客を巻き込むような熱いライブは、多くのファンを魅了しました。

解散後も色褪せない魅力

嘘つきバービーは解散してしまいましたが、彼らの音楽は今もなお、多くの人々に愛され続けています。独創的な音楽性、熱いライブパフォーマンス、そしてメンバーそれぞれの個性的なキャラクターは、日本のロックシーンに大きな足跡を残しました。

彼らの作品は、今もCDや配信で聴くことができます。まだ嘘つきバービーの音楽に触れたことがない方は、ぜひ一度聴いてみてください。きっと、その魅力に引き込まれるはずです。

ディスコグラフィー (一部)

シングル
(省略)
アルバム
(省略)
DVD
(省略)

主なライブ (一部)

2009年10月30日〜11月19日 - 2マンツアー『ラブメイトTOUR』
2010年10月15日・23日 - ワンマン『まんじゅう以外全部こわい』
2013年09月14日〜27日 - 嘘つきバービー最後のライブ『嘘つき、バービー』

関連項目

タワーレコード

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