四ヶ郷駅

四ヶ郷駅（しかごうえき）

四ヶ郷駅は、かつて長野県中野市大字間長瀬字上ノ原に位置していた長野電鉄河東線（木島線）の駅です。駅名は、周辺に点在する四つの集落、具体的には南間長瀬、北間長瀬、東笠原、西笠原の地域を指しています。

歴史

この駅は1925年（大正14年）7月12日に開業しました。長らく地域の足として利用されていましたが、1996年（平成8年）7月1日に駅員が無人化されました。そして、2002年（平成14年）3月31日、長野電鉄河東線（木島線）の廃線に伴い、四ヶ郷駅もその歴史に幕を閉じました。

駅構造

廃止時の駅構造は、単式ホーム1面1線を有する無人駅でした。開業当時から使用されていた木造駅舎が、廃止時までそのまま利用されていたのが特徴です。この木造駅舎は、地域の歴史を感じさせる存在でした。

廃線後

駅の廃止後、駅舎を含むすべての構造物は撤去され、長らく更地の状態が続いていました。しかし、その後、隣接する平岡保育園の改築工事が行われた際に、駅の敷地は保育園の敷地として取り込まれました。現在、駅の面影はほとんど残っていません。

鉄道廃止後の代替バス路線は、四ヶ郷駅の近くには設けられず、駅から1km以上離れた場所を通っています。ただし、別の路線では「東笠原」バス停が最寄りのバス停として利用可能です。

隣の駅

長野電鉄

■河東線（木島線）

中野北駅 - 四ヶ郷駅 - 赤岩駅

脚注

特になし

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
廃駅

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