四條畷市消防本部

四條畷消防署について

四條畷消防署（しじょうなわてしょうぼうしょ）は、かつて大阪府四條畷市に存在していた消防部局で、その歴史と役割には多くの人々の安全を守るための重要な役割がありました。この消防署は1971年4月1日に設立され、四條畷市の全域を管轄していました。消防署の所在地は、四條畷市大字中野596-1であり、その管轄エリアは約18.74平方キロメートルに及び、地域住民の安全と安心を保つための重要な存在でした。

設備と機能

四條畷消防署は、消防署本署と分署の計2カ所を保有し、合計69人の職員が配置されていました。主な消防機械としては、普通消防ポンプ自動車が2台、水槽付消防ポンプ自動車も2台、救急自動車が3台と、調査車、連絡車、および応急手当復旧啓発車も1台ずつ配備されていました。これらの機械は、出動時に迅速かつ効果的な対応を可能にし、地域の安全を確保するために不可欠な要素となっていました。

沿革と統合

四條畷消防署は、その設立から長い間地域の火災や災害に対して迅速に対応してきました。1994年には新たに田原分署が開設され、地域のニーズに応える体制を強化しました。しかし、2014年4月1日、消防の広域化の流れの中で隣接する大東市と統合し、大東四條畷消防組合が設立されることになりました。この統合により、消防機関の効果的な運営が目指され、新たな消防署がスタートを切りました。

組織構成

四條畷消防署の組織は、部局ごとに機能が分かれており、本部には総務課、予防課、警備課があり、消防署には消防業務を担当する消防課が設けられていました。このような組織体制により、訓練、予防、出動など多岐にわたる業務を効率的に行っていました。

地域社会における消防としての重要な機能を果たしていた四條畷消防署は、その歴史や取り組みを通じて多くの市民の生活の安全を守る役割を果たしてきました。そして、今後もこの統合により、より効率的な消防サービスの提供が期待されています。変わらず市民に寄り添った安全確保の姿勢が大切にされることでしょう。

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