四街道警察署

四街道警察署（よつかいどうけいさつしょ）は、千葉県警察が管轄する警察署の一つであり、千葉県四街道市全域の治安維持を担当しています。署長には警視が就任し、組織全体の指揮を執っています。

本署は千葉県四街道市和良比635番地5に位置しており、ここを拠点として四街道市内の安全パトロール、事件・事故への対応、犯罪捜査、交通指導取り締まり、地域住民への防犯指導など、幅広い警察活動を展開しています。

四街道警察署の歴史は、1998年（平成10年）3月2日に始まります。それ以前、四街道地域は隣接する佐倉警察署の管轄下にあり、四街道幹部交番がその役割を担っていました。独立して四街道警察署が開署したことに伴い、四街道幹部交番は「四街道交番」と名称を改め、新設された警察署の所属となりました。その後、四街道交番の建物は老朽化が進み、2010年（平成22年）4月1日には大日地区に新しい施設が建設され、そこへ移転しました。この移転と同時に、交番の名称も「大日交番」と改められ、現在に至っています。なお、旧四街道交番の建物は四街道市へ移管され、現在では四街道市消費生活センターおよび四街道市安全安心ステーションとして活用されています。

警察署の施設について見ると、現在の庁舎は1998年の開署に合わせて建設されました。本庁舎は地上3階建ての鉄筋コンクリート造（RC造）で、延床面積は2,878平方メートルを有します。また、車両を収容するための車庫棟も同時に建設されており、こちらも地上2階建ての鉄筋コンクリート造で、延床面積は617平方メートルとなっています。これらの近代的な施設は、効率的な警察活動を支える基盤となっています。

四街道警察署の管内には、地域住民の最も身近な警察官の拠点として、複数の交番が設置されています。現在、稼働しているのは、旭ヶ丘三丁目にある旭交番、千代田五丁目にある千代田交番、そして大日地区にある大日交番、さらに四街道市四街道一丁目に位置する四街道駅前交番の合計4箇所です。これらの交番は、地域の特性に応じた活動を展開し、住民からの相談対応やパトロールを通じて、地域社会の安全確保に重要な役割を果たしています。

四街道警察署は、本庁舎機能とこれらの交番ネットワークを連携させることで、四街道市民が安全で安心して暮らせる環境を守るために日々活動しています。地域社会との連携を深めながら、犯罪や事故の抑止、そして事件発生時の迅速な対応に努めています。

もう一度検索