国分寺市立図書館

国分寺市立図書館の概要

国分寺市立図書館（こくぶんじしりつとしょかん）は、東京都国分寺市が運営する公立図書館の総称です。この図書館群は地域密着型のサービスを提供しており、住民にとっての知識の拠点となっています。中央図書館は存在しませんが、本多図書館が図書館の業務を中心的に担っています。

利用について

国分寺市立図書館の利用登録が可能なのは、国分寺市内に住む、または勤務・通学する人々です。加えて、相互利用が認められている近隣の市町（国立市、府中市、小平市、立川市）に住む人々も登録可能です。利用者は蔵書の貸出ができ、1人最大12冊の本と、2タイトルのCD（相互利用者は実質5冊および1タイトル）を、貸出期間2週間で借りることができます。

歴史

国分寺市立図書館は1973年に本多図書館と恋ヶ窪図書館が開館し、地域に根ざした情報提供を開始しました。その後、様々な図書館が次々と開館しました。光図書館は1975年、もとまち図書館は1978年にそれぞれ開館し、1988年には並木図書館が誕生しました。また、図書館運営協議会が2006年に設立され、より良いサービスを提供するための取り組みが始まりました。最近では、2018年に市民サービスコーナーが移転し、2025年には本多図書館駅前分館が市役所新庁舎内に開館予定です。

各図書館の特徴

現行の国分寺市立図書館には5つの主要な図書館と1つの分館があります。それぞれの図書館は特色あるサービスを提供しています。

国分寺市立本多図書館

• - 住所：東京都国分寺市本多一丁目7番1号
• - 開館日：1973年4月17日
• - 開館時間：9:30～20:00（土・日・祝日は17:00まで）
• - 休館日：月曜日・年末年始・特別整理日
• - 蔵書数：135,142冊（2017年度）
• - アクセス：国分寺駅北口から徒歩8分

国分寺市立恋ヶ窪図書館

• - 住所：東京都国分寺市西恋ヶ窪四丁目12番地8
• - 開館日：1973年4月25日
• - 開館時間：9:30～17:00
• - 休館日：月曜日・年末年始・特別整理日
• - 蔵書数：119,327冊（2017年度）
• - アクセス：恋ヶ窪駅から徒歩7分

国分寺市立光図書館

• - 住所：東京都国分寺市光町三丁目13番地19
• - 開館日：1975年10月1日
• - 開館時間：9:30～19:00（土・日・祝日は17:00まで）
• - 休館日：月曜日・年末年始・特別整理日
• - 蔵書数：140,179冊（2017年度）
• - アクセス：国立駅から徒歩15分

国分寺市立もとまち図書館

• - 住所：東京都国分寺市東元町二丁目3番13号
• - 開館日：1978年9月12日
• - 開館時間：9:30～17:00
• - 休館日：月曜日・年末年始・特別整理日
• - 蔵書数：105,425冊（2017年度）
• - アクセス：国分寺駅南口から徒歩15分

国分寺市立並木図書館

• - 住所：東京都国分寺市並木町二丁目12番地3
• - 開館日：1988年8月2日
• - 開館時間：9:30～17:00
• - 休館日：月曜日・年末年始・特別整理日
• - 蔵書数：99,120冊（2017年度）
• - アクセス：国立駅北口から徒歩10分

国分寺市立本多図書館市役所分館

• - 住所：東京都国分寺市泉町二丁目2番18号（国分寺市役所1階）
• - 開館日：2025年1月6日
• - 開館時間：8:30～17:00
• - 休館日：祝日・振替休日・年末年始・特別整理日

特別なサービス

国分寺市立図書館では、一般的な図書館業務に加えて以下のようなサービスも提供しています。市民サービスコーナーや国立駅前の市民サービスコーナーなど、他の公共施設でも予約した資料の受け渡しや返却ができます。このようなインフラは地域の読書文化を促進し、市民のアクセス性を高める役割を果たしています。

まとめ

国分寺市立図書館は、その地域性と多様なサービスにより、市民にとって貴重な情報源であり続けています。未来においても新たなサービスや施設の開設が期待されており、ますます活気ある文化の中心地としての役割を果たしていくことでしょう。

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