国家開発統一党

国家開発統一党（United Party for National Development）は、ザンビアにおける主要な自由主義政党です。この党は、自由主義インターナショナルにオブザーバーとして加盟しており、国際的な自由主義運動との連携を深めています。

2001年12月27日に実施されたザンビアの総選挙において、国家開発統一党は議会選挙で23.3%の得票率を獲得し、49議席を獲得しました。同時に行われた大統領選挙では、当時の党公認候補であったアンダーソン・マゾカが27.2%の票を獲得し、2位という結果に終わりました。

2006年5月にアンダーソン・マゾカが死去したため、同年9月28日に大統領選挙が改めて行われました。この選挙では、ハカインデ・ヒチレマが統一民主同盟の公認候補として立候補しましたが、得票率は25.32%にとどまり、3位で落選しました。

しかし、ハカインデ・ヒチレマはその後も政治活動を続け、2021年8月12日に行われた大統領選挙で見事現職のエドガー・ルングを破り、ついに大統領の座を勝ち取りました。この勝利は、国家開発統一党にとって大きな転換点となり、ザンビアの政治における自由主義勢力の台頭を示す出来事となりました。

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