国立病院機構宮崎東病院

国立病院機構宮崎東病院：地域医療を支える専門医療機関

宮崎県宮崎市赤江地域自治区に位置する国立病院機構宮崎東病院は、呼吸器疾患と神経・筋疾患を専門とする医療機関です。宮崎空港からも近く、アクセスも良好です。歴史は長く、戦後間もない1939年に傷痍軍人療養所として設立され、その後、国立赤江療養所、国立療養所宮崎東病院を経て、2004年に現在の名称となりました。2002年には国立療養所日南病院と統合し、現在の規模へと発展しました。

幅広い診療科と専門性

当病院は、高度な医療技術と専門性を有する医師や医療スタッフが、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供しています。主な診療科は以下の通りです。

内科: 幅広い内科疾患に対応
腫瘍内科: がん治療に関する専門的な医療を提供
呼吸器科: 結核を含む呼吸器疾患の専門治療
外科・呼吸器外科: 呼吸器外科手術を含む外科手術
小児科: 小児の疾患に関する診療
児童精神科: 小児・思春期の精神疾患の専門治療
* 神経内科: 神経・筋疾患の専門医療

さらに、専門外来も設置されており、よりきめ細やかな医療を提供しています。

地域医療における役割

国立病院機構宮崎東病院は、宮崎県における神経難病対策において重要な役割を担っています。宮崎県重症難病医療ネットワークの中核病院として、県内の10の基幹協力病院と連携し、地域住民の医療ニーズに応えています。呼吸器疾患についても、政策医療分野における専門医療施設として、地域医療に貢献しています。

安心・安全な医療体制

当病院は、保険医療機関、救急告示医療機関、労災保険指定医療機関など、様々な指定を受けており、地域住民にとって安心・安全な医療を提供できるよう努めています。また、身体障害者福祉法指定医の配置、生活保護法指定医療機関としての指定など、多様な患者さんのニーズに対応できる体制を整えています。結核指定医療機関、戦傷病者特別援護法指定医療機関、原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関、公害医療機関としての指定も受けており、幅広い医療ニーズに対応しています。さらに、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、第二種感染症指定医療機関としての指定も受けています。

アクセス

当病院へのアクセスは、宮崎交通の路線バス「国立東病院行」が便利です。宮崎空港からも徒歩10分とアクセス良好です。

関連施設

病院周辺には、宮崎県立赤江まつばら支援学校などがあります。

他の国立病院機構との連携

国立病院機構宮崎東病院は、国立病院機構都城医療センター、国立病院機構宮崎病院など、他の国立病院機構と連携し、より高度な医療を提供することにより、地域医療を支えています。宮崎県災害拠点病院としての役割も担っており、災害発生時の医療提供体制にも万全を期しています。

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