国際スポーツ振興協会

国際スポーツ振興協会（ISPS）

国際スポーツ振興協会（International Sports Promotion Society、略称:ISPS）は、ワールドメイト教祖である半田晴久（深見東州）が会長を務める日本のスポーツ振興団体です。高額なスポンサー契約を多数締結しており、その活動資金は主にワールドメイトからの寄付金で賄われています。

概要

ISPSは、スポーツを通じた社会貢献、特に障がい者スポーツの振興を目的として設立されました。ブラインドゴルフやシニアゴルフ、シニアスポーツインストラクターの育成など、国際的な支援・運営活動を展開しています。また、一般的に注目度の低いマイナー競技にも支援の手を差し伸べています。

歴史

2006年10月：「有限責任中間法人国際スポーツ振興協会」として設立登記
2008年12月：法改正により「一般社団法人国際スポーツ振興協会」に改称

設立当初より、女子シニアゴルフ大会の創設・支援や、アマチュア大会の主催など、ゴルフ関連の活動を積極的に行ってきました。2007年からはボウリング大会の支援も開始し、全日本プロボウリング選手権大会などを共催しています。2010年以降は、日本PGAシニアツアーやJGTOチャレンジトーナメントにおいても主催大会を創設し、支援を拡大しています。

2011年からはイギリスのボートクラブの支援を開始し、翌年のロンドンオリンピックで同クラブの在籍者がメダルを獲得しました。2012年には、ヨーロピアンツアーと協力し、ブラインドゴルファーのコーチ資格制度を設立するなど、ユニークな取り組みも行っています。

2014年からは、南アフリカ共和国のサッカークラブの支援を開始。2015年には、日本ゴルフツアー機構（JGTO）初の主催大会となる「ISPSハンダグローバルカップ」（のちのISPSハンダマッチプレー）を創設しました。2016年には、PGAツアー・オブ・オーストラレイジアとパートナーシップ契約を結び、ニュージーランドフットボールのチャタムカップの冠スポンサーにもなっています。

主な活動

ゴルフ: 障害者ゴルフやブラインドゴルフの推進、世界各国のゴルフ団体との協力、大会運営・資金支援。特に、プロアマ戦へのブラインドゴルファーの招待や、賞金の一部を福祉活動に寄付するフィランソロピー大会を重視。
ボウリング: ゴルフ同様に、数多くのボウリング大会を支援。全日本プロボウリング選手権大会などを共催。
サッカー: 南アフリカ共和国のサッカークラブや、ニュージーランドフットボールのチャタムカップのスポンサーなどを務める。

スポーツ平和サミット

2013年には、スポーツ平和サミット東京大会を主催。世界各国からトップアスリートや研究者が集まり、スポーツを通じた平和な社会の確立について議論しました。

国連『文明の同盟』への支援

スポーツの力を活用して平和と発展を推進するため、国連『文明の同盟』に対する支援を行っています。

組織

代表理事・会長: 半田晴久
* 副会長: 半田脩時

多くの著名なゴルファーやスポーツ選手が、ISPSのアンバサダーや専属契約プロとして活動しています。

テレビ放映

ISPSが主催または協賛するゴルフやボウリングの大会は、TOKYO MXやBS11などでテレビ放映されています。

近年の動向

2019年には、ISPS主催のいくつかのゴルフ大会が開催中止となりましたが、2020年以降は、コロナ禍の影響を受けながらも、医療従事者へのチャリティトーナメントを開催するなど、社会貢献活動を継続しています。

ISPSは、スポーツ振興を通じて、社会に貢献することを目指し、幅広い活動を展開しています。

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