國武愛美

國武愛美について

基本情報

國武愛美（くにたけ あいみ）は、1997年1月10日生まれで、熊本県上益城郡矢部町出身の女子サッカー選手です。現在、マイナビ仙台レディースに所属し、ポジションはディフェンダーとしてプレーしています。

サッカーの始まりとユース時代

彼女は小学校時代、地元チームの矢部FCジュニアでサッカーを始めました。中学校に進むと、熊本市にあるメルサ熊本FCに加入し、才能を開花させていきます。中学校卒業後、彼女は兵庫県の日ノ本学園高等学校に進学し、強豪校でさらなる成長を遂げました。

高校時代の彼女は特に目覚ましい成績を収めました。平成25年度全国高等学校総合体育大会では村田女子高等学校と同時優勝を果たし、続く第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会では藤枝順心高等学校との決勝戦でフル出場しチームを優勝に導きます。さらに、高校3年生の頃には全試合に先発出場し、決勝ではPK戦で勝利を収め、2年連続の全国制覇となりました。この活躍により、大会のベストイレブンにも選出されています。

大学時代とシニアデビュー

2015年4月には武蔵丘短期大学へ進学し、女子サッカー部に加入。1年生と2年生の間はセンターバックのレギュラーとして重要な役割を果たしました。大学生活を終えた2017年に、彼女はノジマステラ神奈川相模原に入団し、プロ選手としてのファーストステップを踏み出しました。プロデビューはその年の3月26日に行われたなでしこリーグ開幕戦で、相手はINAC神戸レオネッサです。

移籍とキャリアの発展

2020年にはマイナビベガルタ仙台レディースに移籍し、ここでの活躍も目立ちました。2023-24シーズンからはチームキャプテンに就任し、同シーズンのWEリーグ開幕戦では自身のゴールを決めるなど、チームに貢献し続けています。

日本女子代表としての活躍

國武は2018年に日本女子代表に初めて召集され、同年のトーナメント・オブ・ネイションズに出場しました。代表デビューはブラジル戦で、以降も代表としての活動を続けています。2018年のアジア競技大会にも出場し、チームの一員として活躍しました。

個人成績とタイトル

彼女のクラブキャリアにおいては、なでしこリーグとWEリーグの両方で出場し、キャリア初得点は2018年のAC長野パルセイロ・レディース戦でのものでした。WEリーグでは2023年11月にちふれASエルフェン埼玉戦で得点を挙げ、このリーグでも力を発揮しています。

彼女は、日本女子代表としても重要なタイトルを掲げ、アジア競技大会では1回の金メダル獲得の経験があります。これらの成績は、彼女のサッカーキャリアにおける大きな成功を物語っています。

まとめ

女子サッカー界における重要な選手の一人、國武愛美。彼女のキャリアは多岐にわたり、今後のさらなる活躍が期待されます。サッカーへの情熱と努力は、これからも多くの瞬間を生み出すことでしょう。

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