國近公太

國近公太（くにちか こうた）

2005年から2014年の間にJTサンダーズに所属していた日本の男子バレーボール選手、國近公太は、岡山県倉敷市出身の輝かしい経歴を持つ選手です。彼のバレーボール人生は小学5年時から始まり、テレビで見た試合に触発されて、彼はこのスポーツに情熱を注ぎ始めました。

学生時代の活躍

岡山県立岡山東商業高等学校では、2年生の時に中国大会で優勝を果たし、その成績により、岡山県国体選抜や全日本ジュニア、全日本ユースにも選ばれました。特に高校卒業後の進路選択には苦労があり、一度は筑波大学に進学しましたが、チームに違和感を感じて中退。すぐに大阪商業大学へ移籍し、2005年から新たなスタートを切りました。

大阪商業大学での彼はすぐにエースとして台頭し、バレー部を引っ張る存在に。また、同年度には関西大学バレーボールリーグで全勝優勝を果たし、黒鷲旗では東レアローズに勝利するという快挙に貢献しました。

プロの道へ

大学3年生の時に、全日本学生連盟の規定によりバレー部には在籍できなくなったため、2008年のシーズンには大分三好ヴァイセアドラーでプレーしました。その後、同年8月からJTサンダーズに練習生として参加し、2009年には正式に入団。同期には塚崎祐平がおり、共に成長を遂げました。初年度にはサマーリーグ最優秀選手賞を受賞し、2010年第59回黒鷲旗ではベスト6に選出されるなど、華々しい成績を収めていきます。

2011年には、先輩である徳元幸人からのバトンを受けてJTの主将に就任。チームを統率し、努力と共に成績を収めていきましたが、2014年に現役を引退し、その後は JTでの社業に専念しました。

現在の活動

引退後、約5年の空白を経て、2019年11月にはV.LEAGUE Division2の兵庫デルフィーノにコーチ兼選手として復帰。先輩選手の指導を受けながら、再びコートに立つこととなりました。2021年には兵庫デルフィーノを退団しましたが、彼の情熱は衰えず、現在は岡山県倉敷市にてバレーボールクラブチーム「バジェーナ倉敷」に在籍しています。また、姫路獨協大学男子バレーボール部の監督も務め、次世代を担う選手たちの育成に尽力しています。

所属チーム

• - 岡山県立岡山東商業高等学校
• - 筑波大学（2004年） - 中退
• - 大阪商業大学（2005-2008年） - 2008年はバレーボール部には非在籍
• - 大分三好ヴァイセアドラー（2008年）
• - JTサンダーズ（2009-2014年）
• - 兵庫デルフィーノ（2019-2021年）

今もなお、彼はバレーボール界に貢献し続けています。彼の情熱と献身は、次代の選手への大きな影響を与えています。

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