土屋南

土屋南（つちやみなみ）というボートレーサーの成り上がり

土屋南は、1997年1月26日生まれ、岡山県倉敷市出身のボートレーサーです。彼女は岡山県立玉野光南高等学校を卒業し、選手登録番号4964号で119期の選手として活動しています。より優れた技術を磨くために、ボートレーサーの村岡賢人を師匠に持ち、同じくボートレーサーである夫、佐藤翼とともに競技の世界に身を投じています。

来歴

土屋はスポーツに対する意欲を早くから示していました。2014年8月には、第69回国民体育大会中国ブロック大会のハンドボール少年女子部門で岡山県チームの主将を務め、準優勝の成績を収めています。また、高校時代にはインターハイに3年連続で出場し、最高成績はベスト8でした。

その後、2015年にスポーツ推薦でやまと学校に入学し、第119期選手養成員としてボートレーサーを目指すことになります。2016年には選手登録を果たし、同年11月22日にボートレース児島でデビューを飾りましたが、その初戦では5着に終わりました。しかし、その悔しさをバネに翌年の2017年7月に、ボートレースからつで開催された一般戦で初勝利を収めました。

2019年4月にはG3「オールレディース ビーナスちゃんカップ」で初優出を果たし、2020年2月にはG1「第63回中国地区選手権」で初出場。7月にはボートレース住之江で初優勝を収め、その後8月にはG1の「レディースチャンピオン」で初勝利を挙げました。

人物・エピソード

はじめてボートレーサーを目指そうと思ったきっかけは、実は父親のすすめでした。ハンドボール部での経験が役立っているのか、彼女は競技に対する真剣さを持ち続けています。また、土屋は気を引き締めるために、雑巾がけを行うというユニークなゲン担ぎをしています。

その活動の傍ら、妹の土屋蘭もボートレーサーとしてスポーツ界に名を刻む存在となり、姉妹での競技生活という新たな形を展開しています。

戦績

これまでの戦績として、土屋南は842回のレースに出走し、そのうち125回が1着という素晴らしい記録を持っています。優出は7回、優勝は2回という成果も収めており、通算勝率は4.84%に達しています。また、2連対率は29.33%、3連対率は44.30%と、安定した成績を維持しています。生涯獲得賞金は57,039,000円に達し、その実績は彼女の努力を物語っています。

まとめ

土屋南は、岡山県倉敷市出身のボートレーサーとして着実にキャリアを築いてきた選手です。彼女の競技に対する姿勢や、支えてくれる家族との絆は、今後のさらなる成功への期待を感じさせます。これからの活躍にも目が離せません。

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