土屋実沙希

土屋 実沙希 - 魅力的なボートレーサーの軌跡

プロフィール

土屋実沙希（つちや みさき）は、1989年2月11日生まれで、静岡県湖西市で育ちました。現在は静岡支部に所属し、登録番号4730号を持つボートレーサーです。彼女は111期生として選手登録され、夫であり同じくボートレーサーの渡邉裕貴との生活も送っています。湖西市立鷲津中学校、静岡県立湖西高等学校を経て、中京女子大学短期大学部（現・至学館大学）を中退しました。血液型はA型です。

来歴

土屋の競技人生は2012年に始まりました。9月14日に選手登録し、11月23日にボートレース浜名湖で行われた「中京スポーツもみじ杯」でデビューを果たしますが、初日のレースでは6着に終わります。その後、2013年の2月にボートレース常滑で開催された「常滑市長杯」で初勝利を挙げ、これが彼女にとっての転機となりました。

2014年4月にはボートレース浜名湖にて「日本モーターボート選手会会長杯」で初の優出を果たし、同年10月には夫の渡邉裕貴と結婚しました。このように順調にキャリアを重ねていく中で、2016年の3月には産休に入ることとなります。

産休を経て、2017年5月にボートレース浜名湖で競技に復帰し、着実に成績を向上させていきます。2019年8月7日、ボートレース蒲郡にてG1「第33回レディースチャンピオン」に初出場し、最終日にはG1での初勝利を手にしました。その後、8月22日にはボートレース津で開催されたG3「津オールレディース マクール杯」においても初優勝を飾ります。これらの成果は、彼女のさらなる自信へと繋がりました。

2020年3月にはボートレース鳴門で開催されたG2_第4回レディースオールスターにおいて、「ミス38位」に選出され、この特別な称号は彼女の競技人生における一つのハイライトとなりました。再びG1の舞台に戻るために、2020年8月にはボートレース多摩川で「第34回レディースチャンピオン」に出場して2回目のG1キャリアを築きました。このレースでは、最終日にも勝利し、実力を証明しました。

人物

土屋実沙希は、初めて見たレースで男子投手に混じって競い合う女子レーサーに感銘を受け、自らもボートレーサーを目指すようになりました。彼女の好物はイチゴで、シンプルながらも親しみやすい一面があります。

彼女のキャリアの中で、特に印象的な出来事の一つは第4回レディースオールスターでの繰り上がり出場による「本当のミス38位」として、特別な衣装を身に纏った瞬間です。このような経験が、彼女をさらなるレベルへと引き上げています。

戦績

競技活動における数字は、土屋実沙希の成就を物語ります。通算出走回数は1514回、その中で267回の一着を獲得し、17回の優出、2回の優勝を記録しました。フライング（F）は10回、出遅れ（L）は一度もなく、通算勝率は5.10という素晴らしい成績を残しています。また、彼女の2連対率は33.4%、3連対率は48.6%、生涯獲得賞金は約90,969,518円に達しています。

土屋実沙希は、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。彼女の成長と活躍に、引き続き目が離せません。

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