土本恭平

土本 恭平の野球人生

土本恭平（つちもと きょうへい）は、1985年10月13日生まれで、岐阜県土岐市出身の元プロ野球選手です。投手としてのキャリアを築きましたが、現在は野球経験者を支援するキャリアコンサルタントとして活躍しています。

プロ入り前の経歴

土本は岐阜県立土岐商業高等学校で本格的に野球を始めました。高校3年生の夏には県大会でベスト4に進出。その後、専修大学へ進学します。在学中の2007年、大学4年生の春季リーグ戦で1部リーグに出場し、通算7試合に投げて3勝3敗、防御率は3.47でした。大学時代の同級生には後に読売ジャイアンツのチームメートとなる松本哲也や、福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也がいました。

その後、社会人野球に進み、三菱自動車岡崎で主に中継ぎや抑えの役割を担いました。2009年のドラフトで、読売ジャイアンツに3位で指名を受けました。これは、メジャーリーグに移籍した上原浩治の背番号19を引き継ぐものでした。

プロ入りとその後のキャリア

プロ入り直後の春季キャンプでは、同期の長野久義や市川友也とともにA班に選出され、オープン戦での実績を残しました。その結果、開幕戦から一軍に登録され、プロ初登板も果たします。しかし、シーズンの初めに行われた横浜ベイスターズとの試合でサヨナラ本塁打を許し、その後の4試合の登板が限界となりました。

2011年は肘の故障により、公式戦には出場せず、オフに自由契約となりました。翌年は育成選手として契約を結びますが、2012年に戦力外通告を受け、チームを離れることとなりました。

現在の活動

現在、土本は株式会社「Ｊ.Ｃ.Ｏ.Ｓ」でキャリアコンサルタントとして働いており、特に野球経験者を対象にした就職支援を行っています。彼の経験を活かし、多くの人々に寄り添ったサポートを提供しています。

投手としての特徴

土本選手の投球スタイルは、最速150km/hの速球に加え、独特な指の使い方による2種類のフォークボールが特長です。手指の長さを活かした投球は、その角度の差から非常に効果的です。また、チームの合同自主トレーニングにおいても、身体能力の高さを証明し、特にヨーヨーテストや3000m走では常にトップの成績を記録していました。

その他のメディア出演

土本は2023年6月24日に放送された『ドッキリGP』（フジテレビ）にも出演しており、野球選手としてだけでなく、多彩な活動を行っています。彼の今後にも注目が集まっています。

選手成績

• - 初登板： 2010年3月28日、東京ヤクルトスワローズ戦（東京ドーム）での救援登板。
• - 初奪三振： 同試合で藤本敦士を相手に奪ったものでした。

背番号

• - 19（2010年）
• - 46（2011年）
• - 011（2012年）

土本恭平は、記録された道のりを振り返るとともに、現在の新たな挑戦に向かっています。

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