在ケニア日本国大使館

在ケニア日本国大使館について

在ケニア日本国大使館は、ケニアの首都ナイロビに所在する日本国の大使館です。日本とケニアの外交関係を代表し、両国間の友好関係促進に重要な役割を担っています。また、周辺国であるエリトリア、ソマリアの大使館業務も兼轄しており、広範な地域における日本の外交活動を支えています。

歴史

在ケニア日本国大使館の歴史は、第二次世界大戦後の日本の独立と深く関わっています。

1952年4月: サンフランシスコ平和条約の発効により日本が独立を回復。当時ケニアを領有していたイギリスも同条約の締結国でした。
1953年7月: イギリス領ケニアの首都ナイロビに、在ナイロビ日本国領事館が開設されることが決定しました。
1961年3月: ナイロビの領事館が、在ナイロビ日本国総領事館に昇格しました。
1963年12月: ケニアがイギリスから独立。日本は直ちにケニアの独立を承認し、両国間で国交が樹立されました。
1964年5月: ナイロビの総領事館に代わり、在ケニア日本国大使館を開設することが決定。
1964年6月: 在ケニア日本国大使館が開設されました。
1970年: 大使館附属の日本人学校（現在のナイロビ日本人学校）が開校しました。

所在地

在ケニア日本国大使館は、ナイロビに位置しています。具体的な住所や私書箱番号については、公式ウェブサイト等で確認できます。

管轄地域

在ケニア日本国大使館は、ケニア全域を管轄しています。さらに、エリトリア、ソマリアも兼轄しており、これらの国々における日本との外交関係も担当しています。ナイロビの大使館が、在エリトリア日本国大使館、在ソマリア日本国大使館としての役割も担っています。

国際機関との連携

在ケニア日本国大使館は、ナイロビに本部を置く国際連合ナイロビ事務局などの国際機関との窓口となっています。駐ケニア特命全権大使は、国際連合環境計画（UNEP）や国連人間居住計画（UN-Habitat）の常駐代表も務めています。また、小委員会などを担当する常駐副代表も配置されています。

関連情報

ナイロビ日本人学校: 在ケニア日本国大使館附属の日本人学校として開校しました。
日本とケニアの関係: 両国間の経済、文化、人的交流は多岐にわたります。
駐日ケニア大使館: 日本にはケニアの大使館が設置されています。
在ナイロビ国際機関: 国際連合ナイロビ事務局、国際連合環境計画、国連人間居住計画など、多くの国際機関がナイロビに拠点を置いています。
在セーシェル日本国大使館: 2023年末まで在ケニア日本国大使館が兼轄していました。

外部リンク

在ケニア日本国大使館
在ケニア日本国大使館（英語）

在ケニア日本国大使館は、日本とケニア、そして周辺地域との友好関係を築き、国際協力と平和に貢献するための重要な拠点です。

もう一度検索