在シリア日本国大使館

在シリア日本国大使館について

在シリア日本国大使館は、シリアの首都ダマスカスに設置されていた日本国の大使館です。2012年3月21日、シリア内戦の激化により閉館されました。大使館業務は、一時的にアンマンの在ヨルダン日本国大使館で継続された後、2016年7月20日より、ベイルートの在レバノン日本国大使館内の臨時事務所に移転し、現在に至ります。

大使館の歴史

1946年4月: シリアがフランスの委任統治領から独立。
1952年4月28日: 日本が連合国軍の占領下から独立。
1953年12月: 日本とシリアの間で国交が開設。
1954年6月: ダマスカスに在シリア日本国公使館が開設。
1958年3月: シリアとエジプトの合邦に伴い、在ダマスカス日本国総領事館が開設。
1962年4月: シリアとエジプトの合邦解消に伴い、在シリア日本国大使館が開設。
2012年3月21日: シリア内戦の激化を受け、在シリア日本国大使館が閉鎖。
2012年3月21日: 在シリア日本国大使館臨時事務所がアンマンの在ヨルダン日本国大使館内に開設。
2012年6月5日: 鈴木敏郎大使がペルソナ・ノン・グラータに認定され、外交官としての資格を剥奪。
2016年7月20日: 在シリア日本国大使館臨時事務所がベイルートの在レバノン日本国大使館内に移転。


シリアと日本の外交関係は、1953年の国交開設から始まりました。当初は公使館として開設され、その後、シリアとエジプトの合邦や解消などの歴史的な出来事を経て、大使館へと昇格しました。2012年のシリア内戦の激化により、大使館は一時閉鎖を余儀なくされましたが、業務はアンマンの臨時事務所を経て、現在はベイルートの臨時事務所で継続されています。

大使館の所在地

在シリア日本国大使館（閉鎖時）

No.3537 Sharkasiya, Aljala' Street, Abou Rommaneh, Damascus

在シリア日本国大使館臨時事務所（現在）

在レバノン日本国大使館内
Serail Hill Area, Army Street, Zokak El-Blat, Beirut

著名な在勤者

過去には、以下のような著名な人物が在シリア日本国大使館に在勤していました。

石川博崇: 参議院議員（公明党所属）、防衛大臣政務官、内閣府大臣政務官
井ノ上正盛: イラクで殉職した外交官の一人（イラク日本人外交官射殺事件）
大野元裕: 埼玉県知事、参議院議員（元・国民民主党所属）、内閣府大臣政務官、防衛大臣政務官

関連情報

日本とシリアの関係: 両国間の政治、経済、文化交流などに関する情報。
駐日シリア大使館: 日本に所在するシリア大使館に関する情報。

外部リンク

在シリア日本国大使館 (日本語)
Embassy of Japan in Syria (英語)
在シリア日本国大使館 (@JPEmbassy_Syria) - X（旧Twitter） (日本語, アラビア語)
* 在シリア日本国大使館 (JpnEmbInSyria) - Facebook (アラビア語)




この情報は、在シリア日本国大使館の歴史、所在地、関連情報をまとめたものです。大使館はシリア内戦の影響を受け、一時閉鎖されましたが、現在もレバノンの臨時事務所で業務を継続しています。詳細については、上記外部リンクをご参照ください。

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